それは「必要」なのか、それとも「欲しい」のか?
ここでは、無駄遣いが一気に減る「上手なお金の使い方のコツ」を教えましょう。それは、何かにお金を使うときに「必要なモノ」と「欲しいモノ」に分けることです。
たとえば、水はどうでしょうか。水はないと死んでしまいますから、「必要なモノ」です。これがビールだったら、どうでしょうか。ビールはなくても死なない、つまり「欲しいモノ」です。同じ飲みものでも必要なモノと、欲しいモノに分けられます。
では、宝石はどうでしょう。「ダイヤモンドがないと生きていけない」ということはないでしょう。
「必要なモノ」・・・ないと生きていけない。ないと仕事にならない。将来への投資。
「欲しいモノ」・・・なくても仕事や生死に関わらない。単なる欲望で欲しているもの。
このように、お金を使うときに、「必要なモノ」か「欲しいモノ」かを意識するのです。ただ、これはなにも欲しいモノを買ってはいけない、ということではありません。意識すること、自分の中で基準を持つことで、慎重な購買行動につながるのです。
たとえば、セール中のお店に行って素敵なコートを見つけたとき、「これは本当に必要なのか。それとも、ただ欲しいだけなのか」を自問自答してみるのです。コートはすでに1枚持っているから必要ではないと思えば、財布を開くことはないでしょう。
このように一つの判断基準を持っていると、無駄なく買い物ができるのです。
「必要なモノ」に使うお金はケチらない
節約に関連する人の呼び方は、3種類あります。「倹約家」「浪費家」、そして「ケチ」です。
使うべきところはきちんと使い、欲しいモノを我慢したり、セーブできる人は「倹約家」です。逆に「欲しいモノ」をどんどん買ってしまう人は「浪費家」です。そして「必要なモノ」をけちる人は「ケチ」です。
「私、節約しているので、水を飲むのを控えているんです」と言われたら、ちょっと引いてしまいますよね。こういう人はケチと呼ばれてしまいますし、必要なモノをケチると弊害が出てきます。必要なモノに対してお金をケチらないようにしましょう。
そして富女子を目指すなら、もちろん倹約家がベストです。