家計の支出は「固定費」「変動費」で成り立っている
節約をするためには、まずは現在のあなたの家計状況を把握することから始めます。私はアンチ家計簿派ですので、「毎月家計簿をつけなさい」とは言いませんから、安心してください。そもそも家計とは、生活に欠かすことのできない支出「固定費」と、必ずしもすべてが必要ではない「変動費」から成り立っています。
主な固定費と変動費には次のようなものがあります。
<固定費>
住居費(家賃・住宅ローン)
公共料金(電気・水道・ガス)
通信費
保険料
教育費
<変動費>
食費
交際費
娯楽費(本・雑誌などを含む)
雑費
旅費
まずは毎月一定額払う「固定費」を見直す
節約というと、まず変動費を減らそうと思う人が多いでしょう。しかし、食費や交際費を節約しようとすると、とても大きな負荷=ストレスが日常的にかかり、結果として長く続きません。
むしろ節約しなければいけないのは「固定費」です。固定費は毎月出ていきますから、一度低く設定できると、1年で見た場合に、かなり大きな節約になるのです。