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充実した独身ライフを満喫する45歳Aさん
Aさん(45歳)は、地方都市で中小企業の事務員として働く会社員。20代で結婚、30代で離婚を経験。その後は独身を貫き、愛猫と賃貸マンションで暮らしています。
年収は470万円。高収入というわけではないけれど、残業は月10時間ほど、土日祝は完全に休めて、有休も取りやすい。そんな環境を気に入り、「このままずっとここで働こう」と思ってきました。
というのも、Aさんが仕事で最も重視しているのは、収入よりも自由な時間。アイドル好きの彼女にとって「推し活」は何よりの生きがいです。ライブやイベントに参加し、仲間と情報を交換、時には地方への遠征も。
70代になる母からは、いつまでそんな生活をしているのと、やんわり諭されることも。ですが、「老後なんてまだ先。心配ばっかりしても仕方ない」と、先のことはあまり深く考えていませんでした。
ところが誕生月のある日、日本年金機構から「ねんきん定期便」と書かれた封書が届きました。これまでハガキで届いていたものは開けもせず放置していたAさんですが、「封書」になったことで何となく気になり、初めて中身を開いてみることにしました。
年金見込み額に驚愕…「20年加入してこれ?」
書類には、これまでの年金加入履歴や支払った保険料が詳細に記されていました。大学時代、学生納付特例で保険料を免除されていたことも思い出します。
結婚中も仕事を続けており、厚生年金に加入していたAさん。転職の合間に未納期間が少しあるものの、20年以上の加入実績があります。
ですが、記載されていた年金見込み額は、老齢基礎年金と老齢厚生年金を合わせて年間88万3,000円(≒月額7万4,000円)。
「えっ、こんなに少ないの? 間違いじゃないの?」
思わず声が出たといいます。
もちろん、まだ45歳。あと15年は働いて保険料を納める予定です。今後の加入状況により金額は増えるとも書かれていましたが、「すでに20年以上も払ってこれ?」と、Aさんは不安になりました。
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