ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中!
『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【基本編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)
『富裕層が知っておきたい世界の税制【カリブ海、欧州編】』
矢内一好 (著)+ゴールドオンライン (編集)
『司法書士が全部教える 「一人一法人」時代の会社の作り方【実践編】』
加陽麻里布(著)+ゴールドオンライン (編集)
シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!
定年退職する際は事前の準備がマスト
会社を今までに退職したことがない人もいるでしょう。特に定年退職となると手続きもさまざま。事前に人事部に方法を聞きどんな作業が発生するのか、遅くとも1カ月前から準備を始めましょう。
まず、退職にあたって必要となる証明書や申請書を会社から受け取る準備から始めます。自分にとって必要な書類は、雇用継続か、退職か、転職かで変わってきます。たとえば、「雇用保険被保険者離職票」(離職票)は、転職を希望し失業給付を受けるうえで、ハローワークへの提出が必要となる書類です。会社に申請書を出すと、後日、自宅に郵送されてきます(受け取りに行く場合もある)。
また、いま加入している健康保険を任意継続する場合、退職日の翌日から有効になるように、早めの手続きが必要となる書類もあります。いままで会社まかせにしてきた社会保険や税金の手続きが、一気に自分に押し寄せます。混乱する人も多いと思いますが、確実にこなしていきましょう。
また、退職日直前になると、クライアントや社内のお世話になった部署などにあいさつ回りをすることもあります。これまでの感謝を伝える一言を織り交ぜた、簡潔かつ気持ちの良い挨拶をするためにも、事前にその内容については考えておくとよいでしょう。
他にも、会社の手続きではありませんが、クレジットカードや証券口座など、審査を通してから作るようなものは、在職中の方が比較的作成しやすいため、退職前に作っておくのがベターです。
どうする?退職時の挨拶状
付き合いのあった取引先などに自らの定年退職をお知らせする挨拶状は、遅くても退職後3カ月以内に出すのが一般的。最近ではメールで済ませるケースも増えています。


