働き者で優しい夫、享年69歳で死去。遺された妻、〈貯金300万円〉〈遺族年金月8万円〉の“あまりに厳しい現実”と“ひた隠しにされた秘密”に静かな涙「あまりに情けない」

働き者で優しい夫、享年69歳で死去。遺された妻、〈貯金300万円〉〈遺族年金月8万円〉の“あまりに厳しい現実”と“ひた隠しにされた秘密”に静かな涙「あまりに情けない」

一緒に暮らしている夫婦でも、「家計のことはすべて配偶者におまかせ」というケースは少なくありません。しかし、その“まかせっきり”が、もしものときに思いもよらない落とし穴になることがあります。今回は、夫の急死によって生活が一変した専業主婦・道子さん(仮名)の事例をもとに、家計を把握していないリスクについて考えていきます。

遺族年金は月8万円…想像以上の少なさに絶句

夫が亡くなったら遺族年金を受け取れる。道子さんもそのことは薄っすら知っていました。しかし、その金額がどれぐらいになるかを計算したこと、夫と話したことは一度もありませんでした。

 

年金事務所で確認した結果、道子さんが受け取れる年金は、本人分が月に約6万円、夫の遺族厚生年金が月に約8万円(振替加算含む)。合計で14万円ほどにしかならないことが判明しました。

 

マンションの住宅ローンは夫がかけていた団体信用生命保険のおかげで完済となりましたが、管理費や修繕積立金、光熱費や食費、今後かかる医療・介護費を考えると、貯金300万円、年金月14万円は決して余裕があるとは言えない金額です。

 

道子さんは、娘の動揺で事態の深刻さを実感。長い人生で初めて、自分の生活について不安を抱えることになったのです。夫頼りの幸せな人生から急転直下、今すぐに考えなければならないほど大きな不安です。

「働くしかない」そう思ったが

このままでは暮らしていけない、そう思った道子さん。娘は心配してくれましたが、道子さんにとって一番心苦しいのが、娘夫婦に負担をかけることでした。

 

「働くところがないか探してみるから大丈夫」

 

道子さんは仕事を探し始めました。初めてのハローワーク、初めての履歴書作成。スーパーのレジや清掃の仕事など、未経験でも応募できる求人に何度も面接に行きました。

 

しかし、67歳という年齢に加えて、人生のほとんどが専業主婦という経歴。なかなか採用されません。ようやく採用されたスーパーでは、研修の段階で商品スキャンや金銭のやりとりの複雑さに戸惑い、社員から「ちょっと厳しいかもしれません、品出しをしてもらうにしても、体力的にどうでしょうか……」と告げられました。その日の帰り道、道子さんは悔しさと情けなさで涙が止まらなかったといいます。

 

清掃の仕事も試しましたが、「私にはどうしてもできない」。働いて稼ぐことの厳しさに直面したのでした。

 

【12/18(木) 『モンゴル不動産セミナー』開催】

坪単価70万円は東南アジアの半額!! 都心で600万円台から購入可能な新築マンション

次ページ娘にSOS…夫に感謝も「情けない」
カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録