申し上げにくいのですが…愛する孫に5年間〈年110万円〉を贈与した70代女性、税務調査で自信満々に「贈与契約書」提出も〈追徴課税100万円〉のワケ【税理士の助言】

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(※写真はイメージです/PIXTA)

税務調査と聞くと、どこか他人事に感じる人も多いのではないでしょうか。しかし、国税庁によると、令和5年度の相続税の実地調査件数は8,556件とされています。これは、1日あたり23件超の相続税調査が実施されているという計算です。そこで今回、相続税調査のなかでも特に指摘されることの多い「生前贈与」の注意点について、具体的な事例を交えてその予防策を紹介します。

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生前贈与で失敗しないためのポイント

贈与税の非課税枠(年110万円)を活用する人は多いですが、定期贈与とみなされないための工夫が不可欠です。具体的には、以下のような対策が有効でしょう。

 

贈与契約書を毎年作成する

毎年、独立した贈与であることを証明するため、贈与契約書をその都度作成。口頭の約束や1枚の契約書で複数年をカバーするのは危険です。

 

送金のタイミングや金額を変える

毎年同じ日、同じ金額の送金は定期贈与とみなされやすいです。たとえば、3月に100万円、翌年は7月に90万円、というように、時期と金額に変化をつけましょう。

正しい贈与で「税務調査」の対象にならないように

相続税や贈与税の税務調査は、少しのミスが大きな負担になる可能性があります。

 

佐藤さんのように、「非課税枠の範囲内だから大丈夫」と安心せず、贈与の方法や書類の準備を丁寧に行うことが大切です。

 

税務署は、収入と財産のギャップや家族の預貯金、葬儀前後の資金の動きを細かくチェックしています。特に生前贈与は、契約書や資金の流れが曖昧だと、思わぬ課税につながりかねません。

 

大切な財産を守るためにも、場合によっては専門家に相談するなど、贈与や相続の計画は慎重に立てましょう。

 

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宮路幸人税理士事務所

税理士/CFP

 

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宮路 幸人

宮路幸人税理士事務所

税理士/CFP

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