SBI証券で「JCBカード」を登録してクレカ積立を始める方法【仲介口座への変更方法も紹介】

SBI証券では、8種類のクレジットカードから1枚を選び、投資信託の積立額の決済に利用することができます。

 

しかし、2025年5月26日にクレカ積立に利用できるカードにJCBカードが加わり、業界最多の9種類から選べるようになりました。

 

本記事では、SBI証券におけるJCBカードを利用したクレカ積立について、サービスの詳細から始め方、キャンペーン情報までを初心者にもわかりやすく解説します。

 

「クレカ積立のポイント還元率は？」

「クレカ積立で還元されるポイントは？」

「SBI証券でクレカ積立をしているけど変更したほうがいい？」

「SBI証券でクレカ積立ができるカードを比較したい」

 

のような疑問を持っている人は、ぜひ参考にしてください。最後まで読めば、納得した状態でSBI証券でクレカ積立に取り組めます。

 

 

1. SBI証券における「JCBのクレカ積立」の概要

 

クレカ積立は、投資信託の積立購入額をクレジットカードで決済できるサービスです。積立額に応じてクレジットカード会社が発行するポイントが貯まり、資産形成をしながら“ポイ活”ができる点も人気となっています。

 

SBI証券では、三井住友カードをはじめとした8種類のクレジットカードから1枚を選んでクレカ積立ができましたが、2025年5月26日から新たにJCBカードも選択肢に加わりました。

 

JCBのクレカ積立では、JCBが発行する「JCBオリジナルシリーズ」の各券種を利用してSBI証券で投信積立をすることで、JCBが発行する「Oki Dokiポイント」を獲得できます。

 

SBI証券におけるJCBのクレカ積立のサービス概要を紹介します。

 

■SBI証券における「JCBのクレカ積立」の概要

※ 還元率はポイントの利用先によって変動します。記載の還元率は1ポイント＝5円分の商品に換算した場合のものです。

 

SBI証券におけるJCBクレカ積立は、前月16日～当月15日のJCBカードによるショッピング利用額で翌月のクレカ積立のポイント還元率が決まる仕組みとなっています。

SBI証券に限らず、クレカ積立はNISAでも利用できるため、非課税の恩恵を受けながら資産形成に取り組めます。

 

次章では、SBI証券でのクレカ積立に利用できるJCBカードを紹介します。

 

 

 

2. SBI証券でクレカ積立に利用できる「JCBカード」を比較

 

SBI証券でクレカ積立ができるのはJCBが発行する「JCBオリジナルシリーズ」の個人カードのみで、他社が発行するJCBブランドのカードは対象外です。

 

たとえば、楽天カードやイオンカードのJCBブランドを利用してSBI証券でクレカ積立をすることはできません。また、JCBオリジナルシリーズでも、家族カードや法人カードもクレカ積立の対象外です。

 

SBI証券でクレカ積立の設定ができるJCBカードの各券種を、カードのランク別にポイント還元率や利用条件とともに紹介します。

 

■SBI証券でクレカ積立ができる「JCBオリジナルシリーズ」（一般券種）

※ 還元率はポイントの利用先によって変動します。記載の還元率は1ポイント＝5円分の商品に換算した場合のものです。

 

続いて、年会費がかかるプレミアムカードを紹介します。

 

クレカ積立で獲得するポイントで「年会費」を支払うのは、JCBゴールド以外は難しいです。しかし、プレミアムカード特有のメリットに魅力を感じる人は、選択肢の1つとして考えましょう。

 

■SBI証券でクレカ積立ができる「JCBオリジナルシリーズ」（プレミアムカード）

※ 還元率はポイントの利用先によって変動します。記載の還元率は1ポイント＝5円分の商品に換算した場合のものです。

 

ご覧のように、SBI証券におけるJCBのクレカ積立のポイント還元率は最高1.0%となっており、カードの年会費が高くなるにつれてポイント還元率も高くなるというわけではありません。

 

注意が必要なのは、年会費無料の一般券種の場合、1ヵ月間（前月16日～当月15日）のカード利用額が5万円未満だと、翌月分のクレカ積立のポイント還元率が0%になってしまう点。

 

カード利用額にクレカ積立の利用分を含めることはできないので、普段あまりクレジットカードを使わない人にはやや不利かもしれません。Amazonギフトカードの購入や電子マネーのチャージ利用分も対象外です。

 

一方、SBI証券で三井住友カードを利用してクレカ積立をする場合は、年間のカード利用額で翌年1年間のクレカ積立のポイント付与率が決まります。

 

JCBカードによるショッピング利用額が月5万円未満になっても、翌月以降に月5万円以上を利用すれば、クレカ積立のポイント還元率はその翌月には復活します。そのため、クレカ積立でポイントが還元されるハードルは、JCBカードのほうが三井住友カードより低くなっています。

 

 

 

 

3. SBI証券で「JCBのクレカ積立」を始めるメリット3つ

 

SBI証券でJCBカードを利用してクレカ積立を始める主なメリットは、次の3つです。

 

 

それぞれ解説します。

メリット①：積立額に応じて「Oki Dokiポイント」が還元される

 

JCBが発行する「JCBオリジナルシリーズ」を利用してSBI証券でクレカ積立をすると、月間カード利用額や積立額に応じて最大1.0%の「Oki Dokiポイント」が還元されます。

 

貯めたOki Dokiポイントは、JCBのOki Dokiポイントカタログから好きな商品に交換したり、カードの利用代金に充てたり、Amazon.co.jpでのネットショッピングに利用したりと、使い道に困りません（参照：JCBカード『マイルや他のポイントと交換』）。

 

クレカ積立の上限は月10万円なので、ポイント還元率0.5%の条件を満たして、SBI証券でJCBカードを利用して月10万円のクレカ積立をすると、毎月500ポイント（＝10万円×0.5%）を獲得できます。

 

証券口座の預り金で投資信託の積立額を決済することもできますが、現金決済の場合は積立時にポイントが付かないため、「同じ金額を投資するなら少しでも得をしたい」という人にクレカ積立は特におすすめです。

 

■お知らせ

2026年より「Oki Dokiポイント」は「J-POINT」にリニューアル予定です（参照：JCBカード『Oki Dokiポイントは、生まれ変わります』）。

 

メリット②： 投信保有時とダブルでポイントが貯まる

 

SBI証券には投資信託の月間平均保有金額に応じてポイントが付与される「投信マイレージ」があり、次の5種類から付与されるポイントを選ぶことができます。

 

1. Vポイント
2. Pontaポイント
3. dポイント
4. JALのマイル
5. PayPayポイント

 

選択肢にOki Dokiポイントはありませんが、SBI証券でクレカ積立をすると、クレカ積立時と投信保有時の両方のタイミングでポイントを貯められ、お得に資産形成できます。

 

なお、三井住友カードもしくはOliveフレキシブルペイでクレカ積立を行い、SBI証券のポイントサービスでVポイントをメインポイントに設定すると、クレカ積立時と投信保有時の両方でVポイントが付与されます。

 

メリット③：入金不要で毎月確実に投信積立ができる

 

証券口座の預り金から現金決済で投信積立をする場合は、残高が不足していると買付ができません。

 

買付できていなかった場合は、入金後に手動で（1回限りの）スポット買付をすることはできますが、長期的な資産形成においては、なるべく手間を省き、継続して買付する仕組みを作ることが大切です。

 

クレジットカード決済のクレカ積立は後払いなので、最初に設定するだけで証券口座の残高を気にすることなく毎月確実に注文が執行されます。途中で面倒になってやめてしまう心配も少なく、無理なく投資を続けられます。

 

 

 

4. SBI証券で「JCBのクレカ積立」を始めるデメリット3つ

 

メリットの次は、SBI証券でJCBカードを利用してクレカ積立を始めるときのデメリット（注意点）を紹介します。

 

 

それぞれ解説します。

デメリット①：ショッピング利用額が月5万円未満の場合はポイント還元がない

 

SBI証券で年会費無料の一般券種のJCBカードでクレカ積立をする場合、ショッピングでのカード利用額が月5万円未満だと、翌月分のクレカ積立のポイント還元率は0%になってしまいます。

 

条件となるカード利用額には、クレカ積立の利用分、各種年会費、リボ・分割・スキップ払いの手数料、キャッシングサービス、電子マネーチャージなど、一部のOki Dokiポイント付与対象外の利用分は含まれません。

 

そのため、一般券種のカードでJCBのクレカ積立をする場合は、通信費や保険料などの固定費をJCBカードで決済するなど、月5万円以上はカードを利用してポイント還元率0.5%は確保することをおすすめします。

 

デメリット②：Oki Dokiポイントを利用してSBI証券でポイント投資ができない

 

「SBI証券×JCBカード」のクレカ積立で還元される「Oki Dokiポイント」は、SBI証券でポイント投資に利用できません。SBI証券でポイント投資ができるのは、「Vポイント」と「Pontaポイント」です。

 

一方、「SBI証券×三井住友カード」もしくは「SBI証券×Oliveフレキシブルペイ」の組み合わせの場合は、クレカ積立で付与されたVポイントを利用してSBI証券でポイント投資ができます。

 

ただし、Oki Dokiポイントは他にも多様な使い方があるため、ポイント投資ができなくても不利にはなりません。

 

デメリット③：JCB仲介口座への変更が必要

 

SBI証券は異業種の企業と金融商品仲介業の取り組みを強化しており、仲介会社を経由して開設された口座のことを「金融商品仲介口座」といいます。JCBカードとの取り組みもその一環で、JCBのクレカ積立を始めるにはJCB仲介口座を開設する必要があります。

 

仲介口座であっても、SBI証券の通常口座での取引と比べて不利になることはなく、購入できる商品、手数料、サイトの操作方法などは同じです。

 

このJCB仲介口座は、SBI証券の口座を持っていない人は直接開設できますが、SBI証券のサイトから直接開設した「通常口座」を持っている人は、JCB仲介口座への変更が必要です。

 

仲介口座への変更手続きはWEBから行い、平日の14時30分までに申し込むと、翌営業日には完了します。

 

JCB仲介口座を開設したあとに「通常口座のほうがいい」と思った場合は、SBI証券のサポートデスクに電話をすると2～3営業日で通常口座に変更することもできます。

 

なお、三井住友仲介口座など他社の仲介口座からJCB仲介口座に変更する場合は、いったんSBI証券の通常口座に戻してからJCB仲介口座へ変更する必要があります。

 

 

 

5. SBI証券で「JCBのクレカ積立」を始める方法

 

この章では、SBI証券でJCBカードを利用してクレカ積立を始める手順を紹介します。流れは次の3ステップです。

 

 

順番に解説します。

5.1. JCB仲介口座を開設する（または変更）

SBI証券でJCBカードを利用してクレカ積立をするには、JCB仲介口座の開設が必要です。

 

・SBI証券の口座を持っていない場合

 

SBI証券の口座を持っていない人は、JCBカードの口座開設ページからSBI証券の口座（金融商品仲介口座）を開設してください。流れは、SBI証券の通常口座を申し込む場合と同じです。

 

手順は、『SBI証券の始め方…口座開設の流れや必要書類、初期設定の方法を解説』を参考にしてください。

 

 

・SBI証券の口座を持っている場合

 

SBI証券のサイトから直接開設した通常口座を持っている人は、JCB仲介口座への変更が必要です。平日の14時30分までに申し込むと、翌営業日には変更できます。

 

なお、他社の仲介口座を開設している場合は、SBI証券のサポートデスクに電話をして通常口座に戻してからJCB仲介口座に変更する必要があります。変更には2～3営業日かかります。

 

通常口座からJCB仲介口座への変更は、JCBカードの公式サイト内のJCB仲介口座へ変更はこちらから行います。

 

JCB仲介口座（SBI証券）への変更ページが表示されたら、以下の3つの事項を一読してください。

 

1. コース変更に関するご留意事項
2. 個人情報の取扱いに関する重要事項
3. 金融商品仲介業務に関するご留意事項

 

「同意します」にチェックを入れて、「JCB仲介口座（SBI証券）への変更手続きに進む」をクリックします。

 

 

申込み画面で、変更後の仲介口座が「株式会社ジェーシービー」になっていることを確認してください。

 

 

各種規約等を確認後、SBI証券の取引パスワードを入力し、「上記に同意して続ける」をクリックします。

 

 

申込み内容を確認後、「申込む」をクリックしてください。

 

 

次の画像のように「お申込みが完了いたしました」と表示されたら、JCB仲介口座への変更依頼は完了です。

 

 

変更が完了すると、SBI証券にログインすると表示される「重要なお知らせ」に「仲介口座変更の手続き完了のお知らせ」というメッセージが届きます。

 

 

変更が完了すると、SBI証券のロゴの横に「JCB」のロゴが表示されます（スマートフォンの場合はテキスト表示）。

 

 

以上でJCB仲介口座への変更が完了しました。

 

5.2. SBI証券でJCBカードを登録する

 

JCB仲介口座を用意したら、SBI証券のクレジットカード管理画面からカードの登録をします。

 

JCBカードの登録は、SBI証券にログイン後、「投資信託」＞「クレジットカード登録」の順に進み、クレジットカード管理画面の「カードを登録する」から行います。

 

 

 

各種規約を確認し、取引パスワードを入力して「同意して本人確認へ」に進んでください。

 

JCBの本人確認の画面に遷移するので、『「MyJCB」の新規登録はこちら』より、SBI証券で利用するJCBカードを登録し、MyJCB IDとパスワードを発行します。すでにMyJCB IDを発行している場合は、そのままログインしましょう。

 

 

発行後、登録したMyJCB IDとパスワードを入力し、「確認画面へ」をクリックします。

 

『株式会社SBI証券が提供する「クレカ積立」へのご登録』の画面が表示されたら一読し、「同意する（次へ）」に進みます。これでJCBカード側の本人確認は完了です。

 

 

SBI証券の画面に戻ったら「カード番号入力」に進み、支払い情報（カード番号・有効期限・セキュリティコード）を入力してください。

 

 

登録が完了すると、「クレジットカードのご登録が完了しました」と表示されます。

 

以上で、SBI証券でJCBカードを利用してクレカ積立の設定をする準備が整いました。

 

5.3. クレカ積立の設定をする

 

最後に、JCBカードを利用してSBI証券で投資信託の積立設定をする手順を紹介します。やり方はJCBカード以外のクレジットカードでも同じなので、流れをつかんでください。

 

SBI証券のJCBのクレカ積立は、毎月9日までに設定すれば、翌月から買付が始まります。つまり、これから最短でクレカ積立を始める場合は、2025年12月9日(火)までに積立設定をする必要があります（土日祝日の場合は前営業日）。

 

 

順番に解説します。

STEP1：積立設定するファンドを検索する

積立設定する投資信託を探す方法はいくつかありますが、ここではファンド名の一部から該当銘柄を検索して選択する方法を紹介します。

 

SBI証券にログイン後、上部メニュー「投資信託」＞「ファンド検索」の順に進んでください。

 

 

 

ファンド検索の画面で検索窓に「野村インデックスファンド・日経225」と入力し、「検索」をクリックします。

 

すると、候補銘柄の一覧が表示されるので、該当銘柄の「積立」ボタンをクリックしてください。

 

 

STEP2：目論見書を確認する

目論見書（投資信託の説明書のようなもの）が表示されたら、目を通してください。

 

 

そして、「同意します」にチェックを入れ、「同意して注文入力」をクリックしてください。

 

 

STEP3：積立設定内容を入力する

該当銘柄の注文画面が表示されたら、積立設定内容を入力していきます。

 

 

決済方法は、今回はクレカ積立なので「クレジットカード」を選択します。

 

預り区分は、今回は特定口座で買付するので「特定／一般」をクリックします。

 

以下、次の積立条件を入力していきます。

 

• 積立コース：毎月（クレカ積立の場合は「毎月」のみ）
• 注文希望日：7日～9日から選びます
• 積立金額：1,000円（100円以上、1円単位で100,000円まで入力可）
• ボーナス月の設定：しない（クレカ積立では設定不可）

 

STEP4：取引パスワードを入力する

積立設定内容を入力したら、SBI証券の取引パスワードを入力し、「設定確認」に進みます。

 

 

STEP5：設定内容を確認して「設定申込」をクリック

設定内容が表示されるので、決済方法（クレジットカード）、預り区分などをよく確認し、最後に「設定申込」をクリックしてください。

 

 

すると、「以下の内容で、設定を受付けいたしました」と表示されます。ここで「積立設定一覧」を選ぶと、申込内容を見ることができます。

 

以上でJCBカードによる積立設定は完了です。初回買付日まで待ちましょう。

 

 

 

6. SBI証券の「クレカ積立」の対象カード9種類を紹介

 

ここでは、SBI証券のクレカ積立に利用できるJCBカードを含む9種類のカードを紹介します。

 

なお、カードの券面はサービス内容によって複数あるため、ここでは例として代表的なカードを載せています。

 

■SBI証券の「クレカ積立」の対象カード9種類

※1：クレカ積立分を除く年間カード利用額やカードのランクによってポイント付与率は異なります。特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。
※2：月5万円を超える積立額のポイント付与率は一律0.25%（上限1,500P/月）
※3：月間ショッピング利用額によってポイント還元率は異なります。また、還元率はポイントの利用先によって変動します。記載の還元率は1ポイント＝5円分の商品に換算した場合のものです。

 

どれを選べばよいか迷うかもしれませんが、クレカ積立によるポイント還元はあくまでも“おまけ”です。還元率が有利なカードが登場するたびに変更したり、還元率をアップするために高額な買い物をしたりするのはやめましょう。

 

普段から貯めているポイントや、よく行く店で利用できるポイントが貯まるカードを選ぶことをおすすめします。

 

 

 

7. よくある質問

 

最後に、SBI証券における「JCBのクレカ積立」に関するよくある質問に5つ回答します。

Q1. SBI証券で実施しているJCBのクレカ積立に関するキャンペーンは？

SBI証券とJCBカードでは、JCBのクレカ積立のサービス開始を記念して、次のキャンペーンを実施中です。

 

■ショッピング利用額に応じてクレカ積立のポイント還元率アップ

 

キャンペーンの詳細は、SBI証券の公式サイト『JCBオリジナルシリーズでのクレジットカード投信積立サービス開始のお知らせ』をご覧ください。

 

Q2. SBI証券のクレカ積立のスケジュールは？

SBI証券のJCBカードによるクレカ積立の直近3ヵ月のスケジュールは、以下のとおりです。

 

■SBI証券のクレカ積立のスケジュール（直近3ヵ月）

 

積立設定の締切日が土日祝日の場合は、前営業日が締切日になるので注意しましょう。

 

Q3. SBI証券でJCBカードの登録ができずクレカ積立ができないときの理由は？

カード登録時にエラーになる場合は、クレカ積立の対象外のカードである可能性があります。

 

SBI証券でクレカ積立ができるクレジットカードはJCBが発行する「JCBオリジナルシリーズ」で、他社が発行するJCBブランドのカードは対象外となります。

 

また、クレカ積立に利用できるのは本人名義のカードに限り、証券口座の名義と一致している必要があります。

 

Q4. JCBカードによるクレカ積立で還元されるOki Dokiポイントの価値は「1P＝1円」ですか？

Oki Dokiポイントの価値は交換先によってレートが異なり、「1P＝3～5円」となっています。

 

Oki Dokiポイントの主な交換先とレートは以下のとおりです。

 

• JCBプレモカードへのチャージ：1ポイント＝5円分
• ビックカメラやジョーシンなど一部の提携ポイント：1ポイント＝5ポイント
• nanacoポイント：1ポイント＝4.5ポイント
• dポイント：1ポイント＝4ポイント
• JCBカードの利用代金へのキャッシュバック：1ポイント＝3円分
• 楽天ポイント：1ポイント＝3ポイント

 

■お知らせ

2026年より「Oki Dokiポイント」は「J-POINT」にリニューアル予定です（参照：JCBカード『Oki Dokiポイントは、生まれ変わります』）。

 

Q5. SBI証券以外でJCBカードでクレカ積立ができる証券会社はありますか？

2025年5月24日より、松井証券でもJCBカードでクレカ積立ができるようになりました。

 

クレカ積立のポイント還元率などはどちらも同じですが、積立設定の締切日は、SBI証券では毎月9日、松井証券では毎月10日となっており、細かい点で異なります。

 

 

8. まとめ

 

この記事では、SBI証券でJCBカードを利用してクレカ積立を始める方法を中心に解説しました。

 

松井証券のJCBカードによるクレカ積立のサービス開始は2024年に予告されていましたが、SBI証券では2025年5月26日のサービス開始直前の5月22日に発表されました。

 

これでSBI証券のクレカ積立で設定可能なカードは9種類となり、ユーザーの選択肢の幅が広がりました。

 

SBI証券であなたに最適な1枚を見つけて、ポイントを貯めながらお得に資産形成を始めましょう。