「MATSUI Bank(松井バンク)」は、松井証券の口座を持っている人向けの銀行サービスです。MATSUI Bankの口座と松井証券の口座を連携するメリットやデメリット、口座開設方法、初期設定のやり方などを、FP資格を持つ証券会社出身のSGO編集者が解説します。
「MATSUI Bank(松井バンク)」とは?松井証券の銀行サービスのメリット・デメリットを解説【年0.41%の普通預金金利は業界最高水準】

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「MATSUI Bank(松井バンク)」は、松井証券の口座を持っている人向けの銀行サービスで、MATSUI Bankの口座と松井証券の口座を連携することで様々なメリットを受けられます。

 

本記事では、

 

「MATSUI Bankは何がお得なの?」

「MATSUI Bankを始めるには?」

「松井証券の口座を開設するなら申し込みをしたほうがいいの?」

 

といった疑問を持っている人に、MATSUI Bankの特徴を初心者にもわかりやすく解説します。

 

最後まで読むと、松井証券での取引が便利になるだけではなく、生活費を賢く管理するヒントが得られます。

 

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1.「MATSUI Bank(松井バンク)」とは?

MATSUI Bankの説明
(引用:SBIホールディングス)

 

MATSUI Bankは松井証券の口座保有者向けの銀行サービスです。

 

一般的な銀行と同じように、預金や振込、ローンなどの様々なサービスに加えて、松井証券の口座と連携することで入金がスムーズになるなど、松井証券での取引が便利になるのが特徴です。

 

このMATSUI Bankは、松井証券と住信SBIネット銀行が共同で提供している銀行サービスで、松井証券が住信SBIネット銀行の取引を仲介する形をとっています。

 

住信SBIネット銀行の「NEOBANK(ネオバンク)」のプラットフォームを活用しているため、サイトのデザインは住信SBIネット銀行が青色なのに対して、MATSUI Bankは緑色となっています。

 

MATSUI Bankで利用できる商品・サービスは以下のとおりです。

MATSUI Bankの商品・サービス

・振込
・定額自動振込
・口座振替(銀行引落)
・定額自動入金
・即時決済
・給与受取
・年金受取
・デビットカード
・外貨送金受取サービス
・外貨送金サービス
・円普通預金
・円定期預金
・外貨普通預金
・外貨定期預金
・外貨積立
・仕組預金
・目的別口座
・カードローン
・NEOBANK住宅ローン
・フラット35
・教育ローン
・自動車ローン
・リフォームローン
・多目的ローン
・フリーローン
・公営競技
・スポーツくじ

ご覧のように、MATSUI Bankは円普通預金だけではなく、振込、給与受取、定期預金、デビットカード、住宅ローンなど、メガバンクと遜色ない商品・サービスを取り揃えています。

 

次章では、MATSUI Bankのメリットを掘り下げて解説します。

 

2. 松井証券で「MATSUI Bank」を利用するメリット5つ

MATSUI Bankのサービス説明
(引用:松井証券)

 

松井証券でMATSUI Bankを利用する主なメリットは次の5つです。

 

 

それぞれ解説します。

メリット①:証券口座内に買付余力がなくても株式等を購入できる(スイープ入金)

スイープ入金の説明
(引用:松井証券)

 

MATSUI Bank口座を開設すると、松井証券に入金する際に「スイープ入金」を利用できるようになります。このスイープ入金は、松井証券で株式等を買うときに必要な資金をMATSUI Bank口座から自動振替で移動できる機能です。

 

スイープ入金の​対象商品は、日本株の株式取引(現物取引・信用取引)と投資信託(スポット買付・積立買付)で、米国株などは対象外となっています。

 

スイープ入金の設定をしておけば、松井証券の口座に残高がなくても、MATSUI Bank口座に買付相当額があればタイミングを逃さず発注することができます。

 

また、投資信託の積立設定日に証券口座に入金し忘れていても、MATSUI Bank口座に積立相当額があれば買付を実行してくれます。

 

なお、証券口座にある資金の範囲内で取引をしたい場合は、スイープ入金の設定を解除することもできます。

 

メリット②:証券口座にリアルタイムで入金できる(MATSUI Bank入金)

MATSUI Bank入金の説明
(引用:松井証券)

 

MATSUI Bank口座を開設すると、松井証券に入金する際に「MATSUI Bank入金」を利用できます。このMATSUI Bank入金は、MATSUI Bank口座から松井証券の口座にリアルタイムで即時入金できる方法です。

 

メリット①で紹介したスイープ入金は自動入金でしたが、MATSUI Bank入金は自分の好きなタイミングで入金できるのが特徴です。

 

そのため、MATSUI Bank入金は、MATSUI Bankは利用したいけれど、証券口座の資金は自分で管理したい人におすすめの入金方法です。なお、MATSUI Bank入金の入金手数料は無料で、1円単位で入金できます。

 

メリット③:年0.41%の優遇金利が適用される(円普通預金)

MATSUI Bankの円普通預金金利
(引用:松井証券)

 

住信SBIネット銀行の円普通預金の金利は年0.2%(税引前)ですが、MATSUI Bankの円普通預金金利は年0.41%(税引前)の優遇金利が適用されます。

 

SBI証券とSBI新生銀行の口座連携サービス「SBI新生コネクト」では、ダイヤモンドステージが適用されて年0.4%(税引前)の優遇金利が適用されます。

 

しかし、MATSUI Bankの円普通預金金利のほうが0.01%高く、業界最高水準となっています。

 

そのため、松井証券で投資に回していない資金をMATSUI Bankに出金し、複数の金融機関に分散しているお金をMATSUI Bankに集約しておくと、利息がついて余剰資金を有効活用できます。

 

なお、MATSUI Bankでは、米ドルの外貨普通預金にも年2.0%(税引き後は年1.59%)の好金利が適用されます。

 

メリット④:ATM手数料と振込手数料が月5回まで無料になる

アプリでATMのイメージ図
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

MATSUI Bankでは、コンビニ等の提携ATMでの入出金手数料が月5回まで無料、さらに他行宛振込手数料も月5回まで無料となります。

 

入出金手続きは、MATSUI Bankアプリを起動し、コンビニATMの「スマートフォンでの取引」から取引をする「アプリでATM」で行うか、「キャッシュカード」を発行して行います。

 

MATSUI Bankを利用できるATMと設置場所を整理したのが次の表です(銀行名をタップすると、ATMの具体的な設置場所を探せます)。

 

■MATSUI Bankを利用できるATM

銀行名と
設定場所
セブン銀行 ローソン銀行 イオン銀行 ゆうちょ銀行 イーネット ビューアルッテ
※預け入れなし
セブン-イレブン
イトーヨーカドー
ローソン
ナチュラルローソン
ミニストップ
イオン
ファミリーマート
郵便局
ファミリーマート
その他のコンビニ
JR東日本の
駅構内など
アプリでATM × × × ×
キャッシュカード

 

ご覧のように、「アプリでATM」はセブン銀行とローソン銀行(一部を除く)が対応しています。

 

そのため、近所にセブン-イレブンやローソンがない場合は、ファミリーマートや郵便局でも利用できるキャッシュカードを持っておくことをおすすめします。

 

キャッシュカードの発行は、アプリのメニュー「デビット>「リアルカードを発行する」から申請できます。申込後、1週間程度で送られてきます。

 

メリット⑤:デビットカードで利用額の1%がポイント還元される

MATSUI Bankデビットカード
(引用:松井証券)

 

MATSUI Bankのデビットカードを使うと、利用金額の1%分の松井証券ポイントが還元されます。

 

デビットカードは、支払いと同時に預金残高から利用額が即時に引き落としされるカードです。クレジットカードは後払いですが、デビットカードは即時引き落としなので、口座残高を超えて使ってしまう心配がありません。

 

貯まった松井証券ポイントは、PayPayポイントやdポイント、Amazonギフトカードなど3,000種類以上の商品と交換できます。また、厳選された次の3銘柄に限り、ポイント投資(投信積立)に利用することも可能です。

 

  1. eMAXIS Slim先進国株式インデックス
  2. eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
  3. ひふみプラス

 

普段の買い物の支払いをデビットカードで決済し、貯まった松井証券ポイントを投資に回すのも有効です。

 

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3.「MATSUI Bank」を利用するデメリット3つ

デメリット
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

メリットの次は、MATSUI Bankを利用するときのデメリット(注意点)を、対策とともに3つ紹介します。

 



それぞれ解説します。

MATSUI Bankには実店舗がないので、住宅ローンのことなどをじっくり相談したい人には向いていないかもしれません。

吹き出し
近藤章仁

デメリット①:投信積立時にポイントがつかない

松井証券のクレカ積立
(引用:松井証券)

 

松井証券では、2025年5月24日よりJCBが発行する「JCBオリジナルシリーズ」で投資信託のクレカ積立ができるようになりました。

 

これにより、松井証券で投資信託の積立額を対象のJCBカードで決済すると、月間カード利用額や積立額に応じて「Oki Dokiポイント」が還元されます。

 

一方、松井証券でMATSUI Bankから入金して現金決済で投信積立をする場合、ポイントは付与されません。

 

ただし、クレカ積立に利用するJCBカードの引き落とし口座に「住信SBIネット銀行(マツイ支店)」を設定すれば、MATSUI Bankを利用していてもポイント(Oki Dokiポイント)を獲得できます。

 

このOki Dokiポイントは、松井証券ポイントに「1P=4P」の交換レートで交換可能(交換単位は「Oki Dokiポイント125ポイント→松井証券ポイント500ポイント」)です。

 

そのため、投資信託の保有金額に応じて松井証券ポイントが付与される「投信残高ポイントサービス」とあわせると、クレカ積立時と投信保有時の両方のタイミングでポイントを貯めることができます。

 

デメリット②:松井証券からMATSUI Bankに「自動出金」できない

スマホを眺めている女性
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

MATSUI Bankには、松井証券で株式等を買う際の不足額をスイープ入金で自動入金する機能はありますが、自動出金の機能はありません。

 

つまり、松井証券で株式等を売却して現金化しても、自分で出金しないとMATSUI Bank口座に移せません。

 

メリット③で紹介したとおり、MATSUI Bankなら年0.41%の優遇金利が適用されるので、投資に回していない資金はMATSUI Bankに出金しておくと待機資金を有効活用できます。

 

デメリット③:松井証券の口座を保有していないと開設できない

MATSUI Bankのサービス紹介
(引用:松井証券)

 

MATSUI Bankは、松井証券の口座を保有している人だけが利用できる銀行サービスです。

 

そのため、「投資に興味はないけど、年0.41%の預金金利は魅力」と思っても、銀行口座単体での開設はできません。

 

松井証券の口座開設にかかる費用は無料で、口座維持費もかからないので、資産形成を検討している人はこの機会に開設することを検討しましょう。

 

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4.「MATSUI Bank」の口座開設方法【松井証券の口座を持っていない人】

スマホを持っている女性
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

MATSUI Bank口座は、松井証券の総合口座の開設と同時に申し込むことができます。

 

口座開設申し込みの「STEP4:お取引情報の入力」の途中で「MATSUI Bank口座開設申込み」の画面が出てくるので、「開設する」にチェックを入れてください。

 

MATSUI Bank口座の申込み(PC)
(引用:松井証券)

 

スマホで開設する場合も同様です。

 

MATSUI Bank口座の申込み(スマホ)

 

ただし、松井証券とMATSUI Bankの口座開設が完了しても、MATSUI Bankは初期設定をしないと利用できるようになりません。6章を参考にして初期設定をしてから利用を開始してください。

 

■補足

日本国内に居住する外国籍の方は、松井証券の口座とMATSUI Bank口座の同時開設ができません。

5章で紹介するMATSUI Bankアプリから申し込む方法を参考にして申し込みをしてください。

 

5.「MATSUI Bank」の口座開設方法【松井証券の口座を持っている人】

スマホを操作している女性
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

松井証券の口座を持っている人がMATSUI Bankの口座を開設するには、次の7ステップで申し込めます。申込完了までにかかる時間は5~10分程度です。

 

 

順番に解説します。

STEP1:MATSUI Bankアプリをダウンロード

MATSUI Bankの口座開設は、スマートフォン専用アプリ「MATSUI Bankアプリ」をダウンロードして申し込みます。

 

 

インストール後にアプリポリシーを一読し、「同意する」をタップしてください。

 

アプリポリシー

 

STEP2:「口座開設」から「アカウント連携」に進む

MATSUI Bankアプリをインストールしたら、起動後の画面で「口座開設」をタップします。

 

口座開設

 

次に、松井証券の口座とアカウント連携をするために、「松井証券にログインして口座開設」をタップします。

 

松井証券にログインして口座開設

 

「MATSUI Bank口座 お申込み」の画面が表示されたら、松井証券のログインID・パスワードを入力し、「認証する」をタップしてください。

 

MATSUI Bank口座 お申込み

 

規約を確認し、「私は、上記個人情報の第三者提供の内容を十分理解した上で同意します」にチェックを入れて「連携する」をタップします。

 

連携する

 

最後に、「反社会的勢力ではないことの表明・確約」を一読して「確認しました」にチェックを入れ、「同意する」をタップしてください。

 

同意する

 

STEP3:メールアドレスの認証をする

登録メールアドレスに認証コードが届いたら、フォームに入力して「次へ」をタップしてください。

 

メール認証コードの確認

 

なお、MATSUI Bankでは、メールアドレスがログイン時の「ユーザーネーム」となります。

 

STEP4:お客さま情報を入力する

続いて、国籍、名前、住所などの情報を正確に入力していきましょう。

 

お客さま情報入力

 

最後まで入力したら、「次へ」をタップします。

 

STEP5:スマホデビット(カードレスデビット)の設定をする

デビットカードの発行が必須となっているので、カード券面に表示する名前(ローマ字)、デビットカード・ATMで利用する暗証番号を設定します。

 

デビットカード

 

発行されるのはアプリ上で利用する「スマホデビット(カードレスデビット)」なので、デビットカードを利用する予定のない人でも邪魔になることはありません。また、維持費がかかることもありません。

 

デビット付きキャッシュカード(リアルカード)を発行したい場合は、MATSUI Bankの口座開設完了後、MATSUI Bankアプリから申し込むことも可能です。

 

STEP6:申込内容を確認する

ここまでの申込内容が表示されるので確認し、最後に「確定する」をタップしてください。変更する場合は、各項目の「修正」から直します。

 

申込内容の確認

 

「口座開設の申込を受付けました。」と表示されたら、「本人確認へ進む」とタップしましょう。

 

口座開設の申込を受付けました

 

あと一歩です。

 

STEP7:本人確認の申請をする

本人確認は次の3つの方法からいずれかを選択し、指示に従って手続きをします。

 

  1. マイナンバーカード読み取り(最短2分)
  2. スマホで本人確認(最短3分)
  3. 郵送で本人確認(1週間程度)

 

簡単なのは、1.のマイナンバーカードにスマホをタッチして読み取る方法です。マイナンバーカード発行時に登録した6桁の英数字のパスワード(署名用電子証明書パスワード)が必要なので、用意しておきましょう。

 

本人確認方法の選択

 

ここでは「マイナンバーカード読み取り」を選択し、「本人確認の申請をする」に進みます。

 

画面に表示されるガイダンスに沿ってマイナンバーカードを読み取ったら、申請内容の照合を行い、「ICカードの内容で本人確認申請を行う」をタップしてください。

 

申請内容の照合

 

申請内容を確認したら、最後に「本人確認の申請をする」をタップします。

 

本人確認の申請をする

 

次の画像のように、「本人確認の申請が完了しました」と表示されたら、MATSUI Bankの口座開設は完了です。

 

本人確認の申請が完了しました

 

口座開設にかかる時間は、申し込んだ時間や混雑状況にもよりますが、最短で当日~3日程度です。筆者の場合は土日を挟みましたが、営業日ベースで1日半程度かかりました。

 

登録した携帯電話番号にSMSで「ユーザーネーム」と「初回ログインパスワード」の通知が来るので、届いていないか確認しておきましょう。「郵送で本人確認」を選択した場合は、郵送でログイン情報が送られてきます。

 

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6.「MATSUI Bank」の初期設定のやり方

スマホを持っている女性
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

MATSUI Bankを利用するには、口座開設完了後の初期設定が必要です。流れは次の5ステップ。早ければ5分程度で完了します。

 

 

順番に解説します。

STEP1:MATSUI Bankアプリにログインする

MATSUI Bankの口座開設が完了したら、「ログイン」ボタンからMATSUI Bankアプリにログインしましょう。

 

ログイン

 

ログイン情報の上には、ユーザーネーム(メールアドレス)を入力します。下には、SMSまたは郵送で届いた初回ログインパスワード(あとで変更)を入力してください。

 

ログイン画面

 

入力したら、「ログイン」をタップして初期設定を行います。

 

STEP2:「WEBログインパスワード」と「WEB取引パスワード」を設定する

指示に従い、「WEBログインパスワード」と「WEB取引パスワード」を設定しましょう。その際、不正にログインされないように、推測されにくい複雑な文字例にしてください。

 

初期設定

 

続いて、次の項目に回答します。

 

  • マイナンバーと預貯金口座を紐づけますか?
  • どんなことにこの口座を使いますか?(口座の目的)
  • おおよその年収
  • 同居している家族
  • 住まいの種類のタイプ

 

すべて回答したら、「確定する」をタップしましょう。

 

STEP3:「スマート認証NEO」の登録をする

「スマート認証NEO」は生体認証でログインできるようにする機能のことで、パスワード等による認証と比べて安全に取引できるのが特徴です。

 

「スマート認証NEOの登録」から進めましょう。

 

スマート認証NEOの登録

 

まずは、顔認証を行います。準備ができたら、「次へ」をタップしてください。

 

顔認証

 

ガイダンスに沿って進めましょう。顔認証が成功したら、「終了」をタップします。

 

顔認証に成功しました

 

次のような認証中の画面が表示されるので、認証結果を待ちましょう。

 

認証中

 

STEP4:「スマート認証NEO」の本人登録をする

問題がなければ「スマート認証NEO登録 本人認証」の画面が表示されるので、緑色の「SMS認証」をタップしてください。すると、SMSメッセージでURLが届くので、20秒以内にタップしてください。

 

SMS認証

 

認証方法を選ぶ画面が表示されるので、スマート認証NEOの認証方式を次の2つから選択します。

 

  1. 生体認証
  2. PINコード

 

よりセキュリティが強固なのは1.の生体認証なので、なるべく「生体認証を使用する(推奨)」を選んでください。

 

認証方法の設定

 

画面に表示されるガイダンスに沿って、「スマート認証NEO」の本人登録をしてください。

 

STEP5:デビットカードの設定をする

このタイミングでGoogle Playにデビットカードを登録すると、口座と連動したデビットカードをすぐに利用できるようになります。

 

Google Playのデビットカード設定

 

ただし、デビットカードの設定はあとからでもできるので、筆者はここでは「今はしない」を選択しました。

 

すると、次のような画面が表示され、MATSUI Bankを利用できるようになりました。

 

MATSUI Bankのトップ画面

 

以上でMATSUI Bankの初期設定は完了です。

 

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7. よくある質問

Q&A
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

最後に、MATSUI Bankに関するよくある質問に10個回答します。本文と重複する内容もありますが、改めて確認しておきましょう。

Q1. MATSUI Bankの口座開設基準はありますか?

MATSUI Bankの口座は、次の条件を満たした方のみ申し込めます。

 

  • 松井証券の口座を開設していること
  • 日本国内に居住していること(国籍は問いません)
  • 個人であること
  • 満18歳以上であること

 

詳細は、公式サイト『MATSUI Bankの口座開設基準を教えてください。』をご覧ください。

 

Q2. MATSUI Bankにキャッシュカードはありますか?

MATSUI Bankでコンビニ等の提携ATMで取引をする場合は、「アプリでATMの利用が前提となっていますが、「デビット付キャッシュカード(リアルカード)」を発行することも可能です。

 

キャッシュカードの発行は、アプリのメニュー「デビット」>「リアルカードを発行する」から申請できます。

 

Q3. MATSUI Bankの口座は住信SBIネット銀行の口座を持っていても開設できますか?

住信SBIネット銀行の口座を保有していても、MATSUI Bankの口座は開設可能です。同じ住信SBIネット銀行でも、MATSUI Bankは「住信SBIネット銀行(マツイ支店)」という扱いになります。

 

Q4. 住信SBIネット銀行のログイン情報でMATSUI Bankにログインできますか?

MATSUI Bankと住信SBIネット銀行(支店名はフルーツ名)のログイン情報は異なるので、ログインできません。

 

Q5. MATSUI Bankをクレジットカードの引き落とし口座に設定できますか?

利用するカード会社の引き落とし口座に住信SBIネット銀行が入っていれば、MATSUI Bankからの引き落としも可能です。「住信SBIネット銀行(マツイ支店)」を探してください。

 

Q6. MATSUI Bankを給与振込の口座に指定できますか?

会社が住信SBIネット銀行を給与振込の口座の対象にしていれば、MATSUI Bankに振込することも可能です。振込先は「住信SBIネット銀行(マツイ支店)」になります。

 

Q7. MATSUI Bankへの入金方法を教えてください。

MATSUI Bankに入金するには、次のような方法があります。

 

  • 提携ATMから入金(「アプリでATM」または「デビット付キャッシュカード(リアルカード)」)
  • 他の金融機関からの振込入金
  • 松井証券の口座から出金

 

Q8. 松井証券への「スイープ入金」の設定は解除できますか?

自分のタイミングでMATSUI Bankから松井証券に入金したい場合は、標準では「設定あり」になっているスイープ入金を「設定なし」にすることもできます。

 

松井証券のお客様サイト>「MATSUI Bank」>スイープ入金の「変更する」より、「スイープ入金設定なし」に変更してください。

 

スイープ入金の設定変更

 

Q9. MATSUI Bankでも「目的別口座」は使えますか?

住信SBIネット銀行のサービス「目的別口座」は、MATSUI Bankでも利用できます。

 

目的別口座とは、代表口座とは別に「教育費」「交際費」「車購入費用」などの目的に応じて“ポケット”に振り分けてお金の管理ができる口座のことです。

 

Q10. MATSUI Bankに関する実施中のキャンペーンはありますか?

松井証券では、MATSUI Bankに関して次の2つのキャンペーンを実施しています。1つ目は松井証券と住信SBIネット銀行の共同開催、2つ目は住信SBIネット銀行が主催しています。

 

  1. MATSUI Bank円普通預金&NISA口座開設で現金10,000円プレゼントキャンペーン
  2. MATSUI Bankでの給与・賞与受取で年間最大1万円プレゼント

 

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8. まとめ

手数料0円から日本株
(引用:松井証券)

 

この記事では、松井証券でMATSUI Bankを利用する方法を中心に解説しました。

 

松井証券は、2025年1月6日に発表された「ネット証券 オリコン顧客満足度ランキング」の「問い合わせ 満足度ランキング」部門で第1位を獲得。サポート体制が充実しており、自信を持っておすすめできる証券会社です。

 

MATSUI Bankを利用することで証券取引の利便性も高まるので、松井証券の口座開設を検討している人は、MATSUI Bankの口座も一緒に開設しておくことをおすすめします。

 

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【注目記事】 
松井証券への取材風景

 

個人投資家に根強い人気がある松井証券。SGO編集部では、マーケティング部の佐々木副部長にインタビュー取材を実施し、「初心者に支持されている理由」「取引ツールの使い分け方のアドバイス」「初心者が資産形成に取り組むときのヒント」「松井証券ポイントの活用法」などについて伺いました。

【社員インタビュー】「投資をまじめに、おもしろく。」をスローガンに、ネット証券のパイオニアが取り組んでいること』からご覧ください。