〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:ビジョナル〈4194〉……前日比+1,502円(+16.07%)/終値10,850円
【売買材料】
同社は6月12日(木)取引時間終了後、25年7月期第3四半期連結決算を発表。またあわせて通期の業績予想を上方修正した。ビズリーチ事業を中心に業績が計画を上振れして伸びており、これが好感されストップ高まで買われた模様。
2位:gumi〈3903〉……前日比+63円(+9.84%)/終値703円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。6月11日(月)取引時間終了後に発表した25年4月期連結決算が引き続き材料視されている模様。
3位:ネクソン〈3659〉……前日比+220円(+8.37%)/終値2,850円
【売買材料】
6月12日、米Bloombergが「中国のインターネット大手、テンセント・ホールディングス(騰訊)は成長を続けるゲーム事業をさらに強化するため、ネクソンとの取引を検討している。買収も視野に入っている」と報じており、これが材料視された模様。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:Macbee Planet〈7095〉……前日比-663円(19.11%)/終値2,807円
【売買材料】
同社は6月12日(木)取引時間終了後、25年4月期連結決算を発表。最終利益は前期比21.4%増の27.7億円に伸び、国際会計基準に移行する26年4月期は37.6億円まで拡大する見通し。さらに、今期の年間配当は前期比19円増の55円に大幅増配する方針とした。しかし、株価は決算期待を先行し高値圏で推移していたことから、短期的な出尽くし感が優勢となり売りが集中したとみられている。
2位:ダブル・スコープ〈6619〉……前日比-46円(15.44%)/終値252円
【売買材料】
同社は6月12日(木)取引時間終了後、26年1月期の第1四半期決算を発表。営業損益は14.9億円の赤字で、前年同期5.5億円の黒字から一転、赤字に転落した。こうしたなか、想定比でも赤字幅が大きいとの見方から売りが先行した模様。
3位:ラクーンホールディングス〈3031〉……前日比-102円(12.11%)/終値740円
【売買材料】
同社は6月12日(木)取引時間終了後、25年4月期連結決算を発表。連結経常利益は前期比2.6倍の13.9億円に急拡大した。ただ、26年4月期は前期比0.2%増の14億円とほぼ横ばいを見込んでおり、12期連続増収かつ2期連続で過去最高益を更新する見通しとしたものの、市場の期待には届かなかった模様。
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