スタートアップ・エコシステムの成長
スタートアップを支える投資額(スタートアップの資金調達額)は、2013年に877億円だったのが、2023年には約8,500億円と、10年で約10倍に増加しています。スタートアップ起業家がアイデアを競うピッチコンテストなどの支援イベントや、スタートアップ関連の支援メディアも活況を呈しており、支援サービス・支援専門家も増加しています。
例えば、代表的ピッチコンテストには、「TechCrunch Tokyo」「InfinityVentures Summit」「ICCサミット スタートアップ・カタパルト」「B Dash Camp Pitch Arena」「Morning Pitch」などがあります。
こうした民間の動きに「スタートアップ育成5か年計画」をフックとした政府や自治体の支援が加わったことで、ここ数年は日本のスタートアップ・エコシステムも活性化しています。
アメリカのスタートアップ調査機関Startup Genomeとスタートアップ支援団体のGlobal Entrepreneurship Networkでは、世界のスタートアップ・エコシステムをデータ分析に基づいて比較し、ランキング形式で報告する年次レポート「THE GLOBALSTARTUP ECOSYSTEM REPORT」を発表しています。その2024年版で、東京は前年の15位から5つ順位を上げて10位となりました。
こういった流れの中で、求職者の意識も変わっています。スタートアップへの転職について、若者の7割が前向きに検討しているという調査結果もあります(出典:『日本経済新聞』「新興への転職、若者7割が前向き エン・ジャパン調査」2023年8月29日)。
石割 由紀人
Gemstone税理士法人
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