新NISAで注目を集める投資信託。ネット上では、「儲かる」「リスクが高い」といった漠然とした的外れなイメージも先行してしまっている印象を受けます。投資信託の本当の魅力度、そして注意すべき落とし穴とは? 本記事では、シデナム慶子氏の著書『投資に必要なことはすべて海外投資家に学んだ』(サンマーク出版)より、投資信託の仕組みをわかりやすく解説します。

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投資信託、最低限知っておきたいこと

「投資信託」とはファンドの形態の一部の総称であり投資戦略でも投資する資産を指すものでもありません。したがって「投資信託が儲かるらしいよ」とか「投資信託はリスクが高い」というコメント自体が的はずれです。

 

大切なのはなににどのように投資をしているかですが、正直なところNISA指定の投資信託は似たようなものが多くラインナップとしては魅力度が低く見えます。

 

投資信託でよく買われるのは、なにかの指標に連動して動くインデックスファンドです。インデックスファンドというのは、ある金融市場の指標をベンチマークに投資を行なっていくものです。日本では、東証に上場した株式全体の動きに連動するTOPIXや、日経225などがありますし、米国上場株式に連動するS&Pや、今人気のオール・カントリーなどがあります。

 

まずここで知っておかなければいけないのは、それらの商品は、決められた指標に連動する、ということです。日本株に連動する投資信託であれば、日本株と連動して動きますし、米国株に連動する投資信託であれば米国株と連動します。

 

日本株に連動するものであれば、日本株が落ちれば落ちますし、米国株に連動するものであれば、米国株に連動して落ちます。しかし、過去の歴史から見れば、長期間保有が可能であれば、何年か経てば大抵は上がっています。だから落ちたときに焦らずに「そういう商品だ」とあらかじめ知っておくことが大事ではないでしょうか。

 

次に、なぜ、投資信託に魅力的な商品がないのかというと、次の2つの問題があります。

 

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※本連載はシデナム慶子氏の著書『投資に必要なことはすべて海外投資家に学んだ』(サンマーク出版)より一部を抜粋・再編集したものです。

投資に必要なことはすべて海外投資家に学んだ

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シデナム 慶子

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