ハイスペックなのに異性として見られない男性のケース
「すごく良い人で、きっとこういう男性と結婚したら良い旦那さんになるのは分かってるんですけれど、やっぱり異性としては見られませんでした」
男性へのお断り理由において、こういったものは本当に多いです。学歴や年収などの条件が揃っていても、プレ交際の段階で手をつないでみたら嫌だなと感じ、この人と結婚するのは無理だわ……となる女性は実際結構いらっしゃいます。男性に比べ、女性の気持ちが盛り上がるスピードはやや遅い傾向にあります。ゆえに男性は、内面はもちろんのこと、生理的に無理と思われないような清潔感をきちんとキープし続けることが何より大事なポイントだと思います。
ちなみに、どうしても異性として見ることができないと言われてしまう男性陣が清潔感がないかといったら、必ずしもそうではありません。男性らしい言動が足りなかったり、受け身であったりなど、ここぞという場面においてリードする力が低めの男性もまた「異性として見ることができませんでした」と交際を終了されてしまうケースが多いです。
男性同士でいるときは普通に楽しく話せるのに、女性を相手にするとどうも自分のことを良く思われたい気持ちが先走ってしまい、自信のなさからお相手女性に合わせた言動ばかりを取ってしまうというケースです。潜在的に「嫌われたくない」気持ちがあって、ご自身も無理していることに気づかず、自分を抑えて女性に合わせすぎているパターンかなと思います。こんなこと言ったら嫌われるんじゃないか、本音を言ってしまうとよく思われないんじゃないかなど、頭でっかちに考えすぎて結局自分というものを出し切れず、頼りなく見えてしまうのです。
自己開示なくして幸せな結婚はできません。自己開示が苦手な方は男女ともに少なくありません。そこをご自分なりのペースでも構わないので、相手にもっと自分のことを知ってもらうために自己開示することを頭の片隅に置いて、会っている時間をより有意義なものにしてほしいと思います。
