初対面の二人がいきなり待ち時間を過ごすことほど、しんどいことはない
「初回デートはご飯デート」が婚活のスタンダードです。夕食ならちょっとお酒も交えてリラックスした状態で雑談しながらお互いに素を出していけることから、私の会員さんには、初回デートはあえてランチではなく夜ご飯を提案するといいですよとお伝えしています。
数時間ともに食事をすることで、たとえそれが初めて会うお相手であっても、食の好みの偏りやマナーの良し悪し、育ってきた環境など細かな部分を垣間見ることができます。
食べ方に難ありなお相手を生理的に無理と感じるのは致し方ないですが、まずは楽しくさまざまな雑談ができ、帰り際に「楽しかったな」と前向きな気持ちになれるお相手であればそれで十分です。シンプルにもうちょっと話していたかったなと思えたなら、それも相性がいい証拠です。ぜひ2回目デートをその場で打診してみましょう。
たとえ真剣交際につながらなかったとしても、どなたとのデートであっても、お互いに意味のある時間にしたいものです。初デートは、自らお相手を楽しませようという心遣いを大切にして過ごし、最後は自然と笑顔でお別れができるよう頑張りましょう。
結婚相談所ではお見合いが成立すると、男女それぞれのカウンセラーが間に入って日程やお見合い希望場所の調整をし、なるべく早くお見合いをセッティングできるよう心がけています。
お見合い場所の主流は大体ホテルのラウンジなのですが、週末ともなると新宿など都心のホテルラウンジ前の入り口はお見合いのお客さんである大勢の男女が入り乱れている状態になります。タイミングよく二人で着席できればいいのですが、席が空くまで立ったままで順番待ちをしなくてはならないケースもあります。
初対面の二人が、空きが出るまで並んで待つことほどしんどいお話はありません。それだけでそのお見合い自体がだいぶ損な時間になってしまいますので、なるべく男性の方が早めに行って席を確保しておくことが望ましいです。
私の相談所では、お互いに気持ちよくお見合いしてもらうためにも、男性会員さんには「都心のホテルラウンジの場合は、約束の40~50分前には行って席を確保しておいてね」とお伝えしています。
