東証プライム市場に上場している個別株式について、2025年4月16日(水)の騰落率ランキングをお伝えします。

〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3

1位:日本調剤〈3341〉……前日比+500円(+23.41%)/終値2,636円

【売買材料】

2日連続ストップ高。同社は4月15日(火)取引時間終了後、英国の金融ニュースおよびデータ会社Mergermarketが有料会員向け英文記事で「日本調剤が非公開化に向けた入札プロセスを開始した」と報じたことに関して事実と表明。一方、現時点で決定している事実はないとした。同社は調剤薬局業界第2位であり、創業者グループが過半の株を占める。こうしたなかで業界再編を巡る思惑買いが続いている模様。

 

2位:GMOインターネット〈4784〉……前日比+390円(+19.35%)/終値2,406円

【売買材料】

当日は特段個別の売買材料見当たらず。同社の株価はこの日の上昇で2000年9月に記録した上場来高値2,095円を大きく上回った。今年1月にグループ再編が行われ、親会社のGMOインターネットグループからネットインフラ事業を承継したが、ネット広告事業とのシナジー発揮に伴う企業価値向上への思惑が株価を強く刺激している模様。

 

3位:ボードルア〈4413〉……前日比+535円(+11.11%)/終値5,350円

【売買材料】

4月15日(火)取引時間終了後、同社は26年2月期連結業績予想を発表。大幅増収増益を見込んでおり、15円16銭の初配当を実施する予定としたことが好感された。

〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3

1位:HIOKI〈6866〉……前日比-610円(-9.59%)/終値5,750円

【売買材料】

4月15日(火)取引時間終了後、同社は25年12月期第1四半期(1~3月)連結決算を発表。売上高は前年同期比7.7%増の98億1,600万円と増収も、最終利益は同2.9%減の11億7,100万円で減益となったことが嫌気された模様。

 

2位:KOKUSAI ELECTRIC〈6525〉……前日比-196円(-8.48%)/終値2,114円

【売買材料】

当日は特段個別の売買材料見当たらず。この日の東京市場は半導体関連株が売られやすい地合いとなっていたなか、同社の株価は前日までの4営業日で33%近く上昇していたこともあり、特に戻り待ちの売りが出やすくなっていた模様。

 

3位:ローツェ〈6323〉……前日比-121.5円(-8.12%)/終値1,375.5円

【売買材料】

当日は特段個別の売買材料見当たらず。

 

 

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