(※画像はイメージです/PIXTA)

ビジネスパーソンにとって「現場」はそれぞれ異なります。熱気がこもる工場の場合もあれば、冷暖房が整うオフィスの場合もあるでしょう。本記事では、コロナ禍より前に社長のフルリモート化を実践してきた平井康介氏が、著書『僕がフルリモートで会社を経営する理由』(幻冬舎メディアコンサルティング)から一部抜粋・再編集し、最適な現場で仕事行う重要性について解説します。

社長のスケジュールは社員のもの

もう長いこと在宅フルリモートワークで社長業をこなしているので、社員と何か話し合わなければならないときもオンラインで行っています。普段はこれが当たり前なのですが、時には社員から直接会って話をしたいともちかけられることがあります。

 

こういうとき、私はできるだけ会社で社員と話をするようにしています。会ってまで話をしたいということは、何か深刻なことか伝わりにくいことを話したいからです。自ら判断し自発的に行動する自走組織化が進みつつあるなか、社員が私に会うことを求めるのは何かよほどのことがあったのだと考えられます。

 

よほどのことに直面した社員が私の考えを聞くなどしてそのことを解決したいと考えているのであれば、社長としてはその期待に応えるのは当然のことだと思っています。

 

そういう場合の話とは、社員との面談で明らかになった問題や会社の今後のことについて、といったようなことです。特に会社の今後のことについては話す機会が多く、呼び出した本人以外にも必要だと思われる社員も参加して話し合うことがあります。社員に呼び出されて会社に行くのは1カ月に1回程度で、主に管理職が呼び出します。

 

以前は、私がどうしても会社に行かなければならないときに合わせて話したいことがある社員がスケジュールを入れてくることもありました。社長のスケジュールは、社員のためにあるようなものです。

 

ただ最近は、社員から会社に呼び出され、直接会って話をするケースは減った印象があります。ウェブを介しオンライン上で話をするほうが話をしたいときにすぐできますし、社員も遠慮なく私を呼び出しやすいのではないかと思います。

 

 

平井 康介

株式会社セック

取締役社長

※本連載は、平井康介氏の著書『僕がフルリモートで会社を経営する理由』(幻冬舎メディアコンサルティング)より一部を抜粋・編集したものです。

僕がフルリモートで会社を経営する理由

僕がフルリモートで会社を経営する理由

平井 康介

幻冬舎メディアコンサルティング

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