「生ごみ処理機」が助成金で“ほぼタダ”に!?
3.子育てエコホーム支援事業
黒「3つ目は、『子育てエコホーム支援事業』です。これは、子育て世帯や若者夫婦世帯が下記のような住宅の購入や建築、リフォームを行った際に、補助金を受けられる事業です。
〈補助金が受け取れる住宅や工事〉
・長期優良住宅
・ZEH住宅
・省エネリフォーム工事
長期優良住宅では最大100万円、ZEH(ゼッチ)住宅では最大80万円、省エネリフォーム工事では最大60万円の補助金を受けられます。ただし、補助金には予算上限があるので、上限額に達すると申請しても補助金を受けることができません」
――補助金が欲しいなら、早めに申請する必要があるということですね。
4.CEV補助金
4つ目はCEV(シーイーブイ)補助金です。これは「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」のことで、電気自動車やハイブリッド自動車などを購入した際に受けられる補助金となっています。下記のような車が対象となります。
〈CEV補助金の対象となる車〉
・電気自動車(EV)
・プラグインハイブリッド自動車(PHEV)
・燃料電池車(FCV)
・超小型モビリティ
・側車付二輪自動車・原動機付自転車
――自動車だけではなく電動二輪も対象になるんですね。
黒「ええ。2023年の3月末まではクリーンディーゼル車も対象だったのですが、それ以降は対象から外れてしまいました。補助金額は購入した車種によって異なり、上限は255万円(FCEV)です」
――255万円って、相当デカい金額じゃないですか! これは車を購入するなら利用しない手はないですね。これって、法人名義の車両でも適用されるんですか?
黒「適用されますよ。ただし、CEV補助金を受けて購入した車両は、届出日から3年または4年間保有する必要があります。期間内に売却や譲渡、処分によって手放した場合は、補助金を返納しなければならないので注意しましょう。また、補助金の申請は、原則車両の初度登録から1ヵ月以内となっています」
5.ゴミ処理機購入助成制度
黒「5つ目は、『ゴミ処理機購入助成制度』です。自治体によっては、家庭用の電気生ごみ処理機を購入する際に助成金が出ることがあります」
――そうなんですね! 助成金の金額はいくらくらいなんですか?
黒「基本的には購入金額の3分の1~2分の1程度で、上限が2万円~3万円の自治体が多いです。ただ、神奈川県の綾瀬市などは購入金額の10分の9、上限5万円の助成金が出ますし、自治体によってまちまちとなっています。まったく助成金が出ない自治体も結構ありますね」
――なるほど。この助成制度を利用する場合は、お住まいの自治体に確認を取ったほうがよさそうですね。
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