家に帰りたいよ…〈年金月14万円〉〈資産3,000万円〉〈要介護3〉で老人ホームに入居した85歳老母の涙。在宅介護に疲弊しきった長女が「理不尽な非難」を浴びたワケ

家に帰りたいよ…〈年金月14万円〉〈資産3,000万円〉〈要介護3〉で老人ホームに入居した85歳老母の涙。在宅介護に疲弊しきった長女が「理不尽な非難」を浴びたワケ

誰にとっても無関係ではない「親の介護」。介護をめぐる兄弟姉妹間のトラブルは起きやすく、場合によっては家族関係が崩壊しかねない深刻な問題に発展することもあります。事例とともに見ていきましょう。

近くに住んでいるから…託された母の世話

判断を間違えた……。A子さん(54歳)は後悔でいっぱいでした。

 

A子さんは結婚後も、実家から車で15分ほどの距離に住み、2人の子どもを育てながらパート勤務。父が亡くなった数年前からは、実家で独り暮らしをする母の様子を気にかけ、週末に短時間、様子を見に行くようにしていました。

 

きょうだいは3人。A子さんは真ん中で、兄も妹も別の県に移り住み家庭を持っています。距離の問題もあり、母の世話は、自然と近くに住むA子さんの役割になっていました。

 

母もまた、近くにいるA子さんを頼り、「ありがとうね。私が死んだら、この家も土地も、貯金も、A子に多めに渡したいと思っているの」と何度も口にしていました。

 

兄と妹からもこんな言葉をかけられていました。

 

「遺産は全部あげるから、母さんのことよろしく頼むよ」
「お母さんのこと心配だけど、遠くて何もできなくて。本当に助かる!」

 

一見すると協力的なようですが、実際には“遺産を免罪符”にして、母の世話をA子さんに丸投げしていたのです。

 

もっともA子さん自身、子どもが小さかったころは逆に母に助けてもらったこともあり、「自分がやるべき」とある程度は納得していました。また、母の遺産は、不動産や預貯金を合わせて3,000万円以上になりそうだとも聞いていました。「お金をもらえるなら」と思わなかったかといえば、嘘になります。

 

けれど、考えが甘かったことに、後になって気づかされるのです。

 

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