(※写真はイメージです/PIXTA)

そもそも「株」がよくわからない――投資に興味はあっても、ハードルが高そうでなかなか踏み出せない人も多いのではないでしょうか。本記事では中原良太氏の著書『株価予想の達人が教える株投資 初心者でもチャートで逃さない買い時・売り時 』(インプレス)より一部抜粋・編集し、株投資を始める前に抑えておくべき基本的な話をしていきます。

配当金と株主優待のもらいかた

出所:『株価予想の達人が教える株投資 初心者でもチャートで逃さない買い時・売り時 』
[図表12]配当金と株主優待をもらうタイミング 出所:『株価予想の達人が教える株投資 初心者でもチャートで逃さない買い時・売り時 』

株主が配当や優待を取得する権利を得られる最終取引日のことを、権利付最終日といいます。配当金や株主優待をもらうためには、権利付最終日の時点に株を保有し、株主名簿に記載される必要があります。1日でも過ぎてから株を購入した場合は、次回の受け取り可能時期まで配当や優待を受け取ることはできません。

 

権利付最終日の翌営業日は権利落ち日と呼ばれます。株を権利付最終日まで保有していれば、権利落ち日に売却しても配当や優待をもらえます。権利落ち日には、株の売却が急増する傾向があり、株価が急落しやすくなっています。権利落ち日の翌営業日が権利確定日です。

 

株を購入した人が株主名簿に記載されるのは、購入当日ではなく、購入日の2営業日後です。そのため、権利確定日の2営業日前である、権利付最終日までの購入が必要となるのです。権利付最終日はネット証券の個別銘柄ページなどで確認できます。

 

 

中原 良太

個人投資家、トレーダー、ブロガー、YouTuber

 

※本連載は投資を必ずしも推奨するものではありません。お申込みにあたってはご自身で判断ください。不利益が出た際には一切の責任を負いかねます。

 

注目のセミナー情報

【資産運用】4月12日(土)開催
毎年8%以上の値上がり実績と実物資産の安心感
「アーガイル産ピンクダイヤモンド投資」の魅力

 

​​【資産運用】4月16日(水)開催
富裕層のための資産戦略・完全版!
「相続」「介護」対策まで徹底網羅
生涯キャッシュフローを最大化する方法

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」

 

■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ

 

■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】

 

■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

【留意事項】本連載は投資を必ずしも推奨するものではありません。お申込みにあたってはご自身で判断ください。不利益が出た際には一切の責任を負いかねます。
※本連載は『株価予想の達人が教える株投資 初心者でもチャートで逃さない買い時・売り時 』(インプレス)から一部抜粋・編集したものです。

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録