配当金と株主優待のもらいかた
株主が配当や優待を取得する権利を得られる最終取引日のことを、権利付最終日といいます。配当金や株主優待をもらうためには、権利付最終日の時点に株を保有し、株主名簿に記載される必要があります。1日でも過ぎてから株を購入した場合は、次回の受け取り可能時期まで配当や優待を受け取ることはできません。
権利付最終日の翌営業日は権利落ち日と呼ばれます。株を権利付最終日まで保有していれば、権利落ち日に売却しても配当や優待をもらえます。権利落ち日には、株の売却が急増する傾向があり、株価が急落しやすくなっています。権利落ち日の翌営業日が権利確定日です。
株を購入した人が株主名簿に記載されるのは、購入当日ではなく、購入日の2営業日後です。そのため、権利確定日の2営業日前である、権利付最終日までの購入が必要となるのです。権利付最終日はネット証券の個別銘柄ページなどで確認できます。
中原 良太
個人投資家、トレーダー、ブロガー、YouTuber
※本連載は投資を必ずしも推奨するものではありません。お申込みにあたってはご自身で判断ください。不利益が出た際には一切の責任を負いかねます。
注目のセミナー情報
【海外不動産】12月18日(木)開催
【モンゴル不動産セミナー】
坪単価70万円は東南アジアの半額!!
世界屈指レアアース産出国の都心で600万円台から購入可能な新築マンション
【事業投資】12月20日(土)開催
東京・門前仲町、誰もが知る「超大手ホテルグループ」1階に出店!
飲食店の「プチオーナー」になる…初心者も参加可能な、飲食店経営ビジネスの新しいカタチとは?
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

