配当金と株主優待のもらいかた
株主が配当や優待を取得する権利を得られる最終取引日のことを、権利付最終日といいます。配当金や株主優待をもらうためには、権利付最終日の時点に株を保有し、株主名簿に記載される必要があります。1日でも過ぎてから株を購入した場合は、次回の受け取り可能時期まで配当や優待を受け取ることはできません。
権利付最終日の翌営業日は権利落ち日と呼ばれます。株を権利付最終日まで保有していれば、権利落ち日に売却しても配当や優待をもらえます。権利落ち日には、株の売却が急増する傾向があり、株価が急落しやすくなっています。権利落ち日の翌営業日が権利確定日です。
株を購入した人が株主名簿に記載されるのは、購入当日ではなく、購入日の2営業日後です。そのため、権利確定日の2営業日前である、権利付最終日までの購入が必要となるのです。権利付最終日はネット証券の個別銘柄ページなどで確認できます。
中原 良太
個人投資家、トレーダー、ブロガー、YouTuber
※本連載は投資を必ずしも推奨するものではありません。お申込みにあたってはご自身で判断ください。不利益が出た際には一切の責任を負いかねます。
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