株の「スゴさ」はROEに現れる
会社の「スゴさ」は長期的なROE(またはROIC)で分かる
スゴイ株、悪い株の見分け方で、1つ筆者が参考にしているのがROE(自己資本利益率)またはROIC(投下資本利益率)です。投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットのように「永久保有する株を探そう!」となると、この2つを重視すべきです。
ROEとは、投資家から集めたお金をもとに会社がどれだけ利益を出せたかを表す数値で、高ければ高いほど経営効率がよいといえます。一般的には8%を上回ると投資価値があるとされており、筆者の場合はROE15~20%程度の会社なら平均的な価格(PER15倍)、ROE10~15%程度の会社なら平均の半額(PER7~8倍)を購入の目安にしています。
ROEやROICが低い会社は「お金を稼ぐ仕組みが弱い」ので、長期投資先としては効率が悪いと考えています。アメリカ株ではありますが、45年で株価が1万倍になったホームデポのROICは20%くらいです。すごいですね。
会社の「スゴさ」は長期的なROEに表れます。長くROEが高い数値で推移している会社は、効率よく利益を出し続けているわけですから、事業基盤が盤石であり、今後の成長も期待できます。
ROE で企業の経営効率がひと目でわかる
投資家から預かった株主資本(自己資本)に対する純利益の割合を示すのがROE、他人資本である銀行などからの借り入れ資本も含めた実質的な投下資本に対する利益を示すのがROICです。筆者はROEは15%以上、ROICは10%以上を目安にしています。
ROEが高くていい企業の例
ROEが10%以上と高めで推移しており、業績も安定している会社を積極的に探しましょう。例えば、レーザーテックは過去10年間のROEが14~42%程度で推移しています。
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