「子ども時代はコミュ障、高校時代は出会いカフェ、大学時代はスナックとキャバクラに勤務」…波乱万丈の行政書士が、世界一高いブルジュハリファに引っ越すまで【ドバイ移住者・インタビュー】

「子ども時代はコミュ障、高校時代は出会いカフェ、大学時代はスナックとキャバクラに勤務」…波乱万丈の行政書士が、世界一高いブルジュハリファに引っ越すまで【ドバイ移住者・インタビュー】
(※写真はイメージです/PIXTA)

海外居住してリモートで仕事するといえば、エンジニアなどのIT関係を思い浮かべますが、実際にはIT関係だけとは限りません。今回は、ドメスティックな仕事をしつつドバイに居住した佐々木麻理子行政書士に話を聞きました。※本記事は、OWL Investmentsのマネージング・ディレクターの小峰孝史弁護士が監修、OWL Investmentsが執筆・編集したものです。

ベロベロで朝帰り、父親から放たれた「強烈なひとこと」で覚醒

26歳になったころ、母が病気になって実家に戻りましたが、キャバクラ勤めは続けていました。ある日、いつものようにベロベロになって朝帰りして、家で転がっていたところ、以前から仲の悪かった父から、

 

「お前は、毎日ベロベロで生きている価値がないな」

 

と、吐き捨てるようにいわれました。その言葉に、雷に打たれたようなショックを受けたのです。

 

私はずっとモラハラ気質の父に虐げられてきた。そして、いまの私にはなにもない。でも父のそのひとことで「なにもないなら、いまからなにかを作っていけばいいじゃないか」と気づき、目の前が一気に晴れ渡った気がしたのです。

 

父は宅建と行政書士の資格を持っていたので、自分も資格を取ろう、そうすれば水商売を辞めても食べていけるだろうと思い、その日の昼、書店に行って宅建の本を買いました。

4カ月の勉強で合格した宅建

最初のころは、入門書を2、3ページ読むのが限界でした。学校にもろくに行かず、水商売に明け暮れて本を読むことがなかったのですから当然です。そこで、宅建の試験が4カ月後にあることから、試験という目標から逆算してスケジュールを立て、1日に読むページ数を決め、それを1週間くらい続けたらペースができ始めました。

 

そして、宅建の勉強を始めたことをFacebookに書き込んだところ、高校時代の友人も宅建の勉強をしていることがわかり、一緒に勉強するようになりました。

 

このころには「1カ月前にできなかったことができるようになった!」というように、日々、勉強を楽しめるようになってきました。そのおかげで、4カ月の勉強で平成27年(2015年)の宅建試験に合格することができました。

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