年のせいで声が出ない?
まれに「年とともに声が出にくくなってきた」と受診する人がいます。だんだん声が変わっていくのは、一人ひとりの体質や、声の出し方などでそのように変わるんだ、と思います。私は治そうとする人に対しては、年のせいという言葉は使いません。
そういえば、声が出ないと受診してきた70代後半の方がいました。ご主人が亡くなって久しく、一人暮らしで、人と話すことはほとんどないということでした。声帯はやや乾燥している感じで、使わないから劣化していると判断し、治療はまず、話し相手を探しましょうとお話ししました。毎日楽しく、わいわいお話ししていたら、あちこちの発声に必要な筋肉はおのずと機能を回復してくるものだと、科学的根拠はありませんが、信じています。
私は、年齢による機能低下は、受け入れるか、原因を特定して克服を目指すか、どちらかだと思っています。
私も随分目が悪くなってきました。でもそれはそれと受け入れて、その状態でもパフォーマンスを維持できる方法を考えて、できる範囲のことを行っていこうと割り切っています。
ただ、使わないと劣化する。これはどの臓器でも同じだと思うので、使える臓器、感覚器、頭は、できるだけ使い続けたほうがよいと思います。
小田切恵三郎
上石神井耳鼻咽喉科 院長
注目のセミナー情報
【海外不動産】12月18日(木)開催
【モンゴル不動産セミナー】
坪単価70万円は東南アジアの半額!!
世界屈指レアアース産出国の都心で600万円台から購入可能な新築マンション
【事業投資】12月20日(土)開催
東京・門前仲町、誰もが知る「超大手ホテルグループ」1階に出店!
飲食店の「プチオーナー」になる…初心者も参加可能な、飲食店経営ビジネスの新しいカタチとは?
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
