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入居者からのまさかの一言
施設主催の交流イベントで、ほかの入居者から「おたくは本当にこの施設に相応しいのかしら」と嫌味をいわれたのです。
その場では笑顔でやり過ごしましたが、その夜は、深夜1時を過ぎても眠れず、思い詰めた挙句、「こんなところ、もうたくさん!」と、夜勤のスタッフの制止を振り切って施設を飛び出しました。
幸いなことに美智子さんはすぐに警察に保護されました。翌日、驚いた様子の娘さんが迎えに来ましたが、「もう施設には戻りたくない」と泣きじゃくり帰宅を拒絶。現在は、娘さんの自宅近くにマンションを借りて暮らしているそうです。
高級老人ホームに入る前に確認しておくべき点
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実は、今回の美智子さんのようなトラブルは少なくはありません。入居前に見極めるのは難しいものですが、高級老人ホームを選ぶ際には、事前に入居者の属性や施設の雰囲気を確認するなど、見学時にはスタッフだけでなく入居者同士の交流の様子にも目を配りましょう。
どのような価値観やライフスタイルを持つ人が多いのかを確認することは、後々の居心地のよさに大きく影響します。食事の形式やイベント参加の自由度など、どの程度選択の余地があるかも事前に確認しておきましょう。ルールが厳しすぎると負担に感じることもあります。
老人ホーム内だけでなく、家族や友人との交流がスムーズに続けられる環境かどうかも大切です。
また、こういった入居者同士のトラブルなどにどのように対応しているのか、個別相談の窓口があるかも調べておくことが大切です。
そして、入居してみたもののどうしても馴染めずに退去することもありますので、そういった場合に入居金はどうなるのかなどの条件や解約時の対応についても事前に確認しておくことも重要です。

