年商約4億円、累計売上100億円
人が集まるコミュニティをつくろう 横山直宏
CatchtheWebグループ代表
経営者向けマーケティングコミュニティYCSほか10社経営
適性のある人が集まるしくみ、会員継続したくなるしくみを徹底構築し、Webマーケティングのみで、17年間で累計100億円という売上を達成。
YCS以外では自身が不在でも増収増益になる会社に成長させている。
YCS単体では、会員数が600名以上、年商約4億円(2023年実績)。
工夫は「定期的な会員募集」と「契約形態」
WEBマーケティングコミュニティYCSは、10年で600人以上の会員が参加しています。受講料が高単価でありながら順調に会員数を増やし、よい成果を出している理由は「楽しく学べる環境」をつくっているからです。
また、会員数を増やせているポイントは、定期的に会員募集を実施しているからでしょう。入る人数を増やし、退会してしまう人数を抑える取り組みをし続けています。当たり前のことに思えるかもしれませんが、ここはとても重要なポイントです。
たとえば、会員数が600人の場合、20%減ると120人も減ってしまいます。この減少人数の割合を減らしながら、半年に1回、新規会員募集を行っています。
大学の前期後期のような形で入ってもらい、仲間をつくりやすいしくみがいいと考えているので、新規会員は年に2回新しい人たちが一斉にスタートできるようにしてきました。
もうひとつの工夫は、契約形態です。弊社のサービスは、初年度だけ1年間契約とし、2年目以降はいつでも辞められるように毎月更新のサブスクリプションのシステムにしています。この方法によって、2年目以降の継続へのハードルを下げ、契約更新する人を増やしてきました。
値段設定もバランスが重要です。2年目以降は1年目よりも安価にし、「この金額だったらずっと継続したいな」と思える価格にしています。
継続する価値=「仲間がいること」
会員数を増やすには、コミュニティを充実させることも重要です。
契約を継続したいと思っていただける理由のひとつに、最新の情報が入ってくるという点も大きいでしょう。インターネットは変化のスピードが速いので、最新のコンテンツを知りたい人はかならずいます。
「ここにいたら最新の情報が入ってくる」
〈退会する人数を減らし入会する人数を増やす取り組みを徹底的に行うのがコミュニティ発展のカギ〉
「何かあったときに困らないためにいよう」と考える人たちを、一定数確保し続けることが大切なのです。
もうひとつ大切なのは、情報だけでなく仲間がいるという環境です。「仲間が一緒にいるから楽しい」「ここにいるとやる気が出る」ということが、環境の価値だと考えています。
コンテンツとコンテクストの両方を揃えることで、「ここにいたいな」と思っていただける環境をつくれるのです。そして、半年に1回、定期的に新しい人が入ってくることで、既存の会員さんにもよい刺激が生まれます。
「ここにいると、おもしろい人とつながることができる!」と感じてもらうことも会員数を維持できる要素になっています。

水野 加津人
経営コンサルタント
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