売上ゼロから「7ヵ月で年収8桁」達成…“離職率ゼロのセールスチーム”を実現した〈リーダーシップ〉の正体【経営コンサルタントが解説】

売上ゼロからの躍進

外注で離職率ゼロのチームを実現！　西口まゆこ

株式会社マイレボリューション代表

ダンス教室専門集客コンサルタント兼ベリーダンサー

コロナ禍で一時売上0円になったところから、オンライン化3ヵ月で320万円を売り上げ、7ヵ月後には年収8桁を達成。現在は外注で組織をつくり、ダンス教室のオーナーをサポートしている。

経営で大切にしている「2つのこと」

経営では、大きく2つのことを大切にしています。まずひとつ目は、理念です。

この理念には、コロナ禍で生徒ゼロ・売上ゼロになったことで自分自身がとても苦しみ、悩んだ経験がベースにあります。この想いが、わたしの経営の原動力になっているのです。

わたしの場合、とくに「なぜわたしがこのビジネスを始めたのか？」という動機を大切にしてきましたが、水野さんのコンサルで理念の重要性がより明確になりました。

そして現在は、理念を大きく打ち出したことで共感してくれる人が増え、多くのアカデミー生が成果を出し、卒業後の継続コースへ上がる人も増えています。

これから必要とされる「リーダー」のあり方

経営で大切にしている2つ目は、場づくりのリーダーシップです。経営を成功させるには、リーダーシップが大切です。

ここでお伝えする「リーダーシップ」は、誰かを引っ張っていくのではなく、仲間を増やしていくような感覚をイメージしています。とくに令和のダンス教室が生き残るためには、一匹狼の経営ではなく、横のつながりを増やしてチームで経営していく意識が必要なのです。

ですから、経営者とメンバーとの垣根をなくし、一緒に夢を叶える仲間を増やす感覚で運営することを心がけています。

トップダウンをなくしてからのほうが、チームが主体的に動けるようになってきています。「もっとよくするためには、こうしたらいいのでは？」という意見も、チームの仲間から自然に出てくるようになりました。新しい意見が出るたびにみんなで検討し、「たしかにこっちのほうがいいね」となったときには積極的に採用していきます。

実際に自分の意見が採用されることで、チームの仲間たちのやりがいが増し、主体的に動ける環境をつくることができるのです。

これからの時代は、まわりを引っ張るリーダーではなく仲間を増やせるリーダーが求められるのではないでしょうか。

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