②自動積立商品で積み立てる
●積立定期預金(銀行)
普通預金の口座から、毎月決まった額を自動的に定期預金に振り替えて積み立てる。給料受取口座にセットして、毎月の振替日を給料日直後に指定すれば、残高不足の心配がなく、確実に貯められる。25日が給料日なら25日を振替日に。最低金額は銀行により100円~1万円。
●自動積立定額貯金(ゆうちょ銀行)
郵便局の通常貯金(銀行の普通預金にあたる)の口座から、毎月一定額を自動的に定額貯金(半年複利で6ヵ月たてば自由満期の貯金)に積み立てる。1000円から。
●投資信託積立(NISA口座)
NISA口座に自動積立方式で、一定額の投資信託を毎月買っていく。定期預金や定額貯金への積立は安全で元本が保証されているが、投資信託積立はそれがない。儲かる可能性がある分、損するリスクもあることを理解して使おう。最低金額は銀行・証券会社により100〜1万円。
「総合口座」で貯金を守りながら急な出費にも対応
Q:総合口座とは
A:普通預金と定期預金がセットになった口座のこと
普通預金に定期預金をセットにして「総合口座」にすると、定期預金を担保にして、その残高の90%まで自動的に貸し付けてくれる。普通預金の残高がゼロでも、定期預金が10万円あれば9万円まで引き出せる、ということ。
「うっかりして、普通預金の残高不足で自動引き落としができなかった」という事態を避けられる。
普通預金残高を超えて引き出すと、その分がマイナスで記帳される。先の例だと、「−¥90,000」となる。
急にまとまった額が必要になったときに、定期を解約する手間がないので便利。
貸し付け金利は、定期預金の金利+0.5%が一般的。普通預金口座に入金があると、借入は自動的に返済される。ゆうちょ銀行の総合口座も同じ仕組み。
中村 芳子
ファイナンシャル・プランナー
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