富裕層にも、富裕層を目指す人にも読んでほしい
〈ゴールドオンライン新書〉が登場!
Aさんが60歳から年金を受け取りはじめると…
Aさんの資産は現預金2,000万円、退職金(予定)が1,500万円、生活費が夫婦で毎月30万円です。「これだけあれば細々生きていけるかと思うのですが」というAさん。
シミュレーションしていきます。老齢厚生年金が仮に約10万円だとして、夫婦の基礎年金を合わせると約23万6,000円です。仮に60歳で仕事をやめ、繰上げ受給をした場合の毎月の受け取り額は約18万円ですので、生活費の一部を貯金から取り崩すことになります。毎月12万円ずつ取り崩した場合は84歳の時点で預貯金が底をついてしまいます。Aさんが60歳で退職し、繰上げ受給の年金と預貯金で生活する場合は、老後の資金枯渇リスクが高いといえるでしょう。
Aさんにとっては残念なシミュレーションになってしまいました。ですが、60歳の退職が必ずしも不可能ということではありません。資産寿命を延ばすためには収入を維持することだけではなく、支出の削減や資産運用の活用をすることで実現することができます。
直近の生活費は現金で確保し、5年以上先などに使うお金は資産運用で増やしておくことも可能です。今回は年金の受け取り時期に焦点を当てていますが、前述のとおり収入や支出などのいろいろな要因を踏まえて、望ましい選択肢を検討してみるとよいでしょう。
牧元 拓也
ファイナンシャルプランナー
株式会社日本金融教育センター
注目のセミナー情報
【資産運用】4月12日(土)開催
毎年8%以上の値上がり実績と実物資産の安心感
「アーガイル産ピンクダイヤモンド投資」の魅力
【資産運用】4月16日(水)開催
富裕層のための資産戦略・完全版!
「相続」「介護」対策まで徹底網羅
生涯キャッシュフローを最大化する方法
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】