〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:マーケットエンタープライズ〈3135〉……前日比+297円(+26.66%)/終値1,411円
【売買材料】
12月24日(火)、東京証券取引所は同社株の制限値幅の臨時拡大(上限のみ)を発動し、この日はこれが買い材料視されたとみられている。同社は株主優待の拡充施策として、従来「6月末100株以上保有の株主に500円分のクオカード贈呈」としていた優待を「2025年6月以降は500株以上の株主に対して、6月末、12月末に25,000円分のデジタルギフトを贈呈する」と発表していた。また、リユースプラットフォーム「おいくら」の自治体導入拡大なども好感されるなか、3日連続で大幅続伸。株価は2023年11月以来およそ1年1ヵ月ぶりの高値水準となっている。
2位:シード〈7743〉……前日比+100円(+18.69%)/終値635円
【売買材料】
ストップ高。12月24日(火)午前、先週16日からエジプトおよびアラブ共和国への製品出荷を開始したと発表。海外事業の拡大による収益増加期待が買いを呼び込んだ。
3位:三菱製紙〈3864〉……前日比+69円(+14.65%)/終値540円
【売買材料】
12月23日(月)、26年3月期~28年3月期の中期経営計画の骨子を発表。強気な利益目標が好感された模様。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:あさひ〈3333〉……前日比-104円(-6.42%)/終値1,516円
【売買材料】
12月23日(月)、25年第3四半期累計の単独決算を発表。増収増益となったものの、通期の業績予想が据え置かれたことから、業績の上振れを期待していた投資家たちの失望売りにつながった模様。
2位:東宝〈9602〉……前日比-410円(-6.19%)/終値6,217円
【売買材料】
12月23日(月)、25年以降に公開予定の配給作品を発表。本発表に対してはサプライズ感乏しく、直近株価が高値で推移していたことも相まって売りが優勢となった模様。
3位:サムコ〈6387〉……前日比-180円(-5.56%)/終値3,055円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。
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