大学院にかかる費用の実態…親の負担は大きい
では、大学院に行くとどれぐらいの費用がかかるのでしょうか。文部科学省の令和5年度「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果」によれば、修士課程において初年度にかかる費用は以下の通りです。
【私立大学大学院 修士課程 初年度費用】
・授業料:79万8,465円
・入学料:20万1,752円
・施設設備費:7万5,589円
・実験実習料・その他:5万8,784円
合計:113万4,590円
修士課程では、初年度に113万円ほどの費用がかかります。2年目は入学金がかからないと考えて単純計算すれば、2年間のトータルで206万7,430円かかることになります。
次に博士課程を見てみましょう。
【私立大学大学院 博士課程 初年度費用】
・授業料:60万4,592円
・入学料:19万2,686円
・施設設備費:4万9,733円
・実験実習料・その他:4万6,583円
合計:89万3,594円
こちらも同様に2年目、3年目は入学金がかからないとして単純計算すると、3年間で229万5,410円かかることになります。
あくまで目安であり実際には進学する大学院・学部によって変わりますが、私立の場合はそれなりに費用がかかることがわかります。
私立大学4年間だけでも、文系なら400万円程度、理系なら550万円程度かかるともいわれています。大学院に進むとなれば、上記のようにさらに費用がかかるうえ、もし実家から学校が遠ければ、一人暮らしが必要になり親から子への仕送りをするケースもあります。
手元資金が豊富ならば別ですが、やっとの思いで家計をやりくりしているという親もいるでしょう。
「それでも、この子の将来のために頑張ってお金を出してあげよう」
しかし、だからといってそれが報われるとも限らないようで……。例えばこんなケースです。
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
注目のセミナー情報
【税金】11月27日(水)開催
~来年の手取り収入を増やす方法~
「富裕層を熟知した税理士」が考案する
2025年に向けて今やるべき『節税』×『資産形成』
【海外不動産】11月27日(水)開催
10年間「年10%」の利回り保証
Wyndham最上位クラス「DOLCE」第一期募集開始!