成績優秀な「自慢の息子」のために尽くしてきたが…64歳・年金受給間近の会社員、想像もしなかった現実に思わずポツリ「あんなにお金をかけたのに」

成績優秀な「自慢の息子」のために尽くしてきたが…64歳・年金受給間近の会社員、想像もしなかった現実に思わずポツリ「あんなにお金をかけたのに」

大学に通い卒業すると「学士号」が、大学を卒業した後に大学院に進学し2年間の修士課程を終えると「修士号(マスター)」が、さらに3年間の博士課程を終えると「博士号(ドクター)」が授与されます。教育資金の準備といえば大学4年間の費用だと考えがちですが、いまは大学院に進む人も少なくありません。その分費用もかさみますが、お金をかけたからといって子どもの人生が明るいものになるとは限らないようで……。詳しく見ていきましょう。

大学院にかかる費用の実態…親の負担は大きい

では、大学院に行くとどれぐらいの費用がかかるのでしょうか。文部科学省の令和5年度「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果」によれば、修士課程において初年度にかかる費用は以下の通りです。

 

【私立大学大学院 修士課程 初年度費用】

・授業料:79万8,465円

・入学料:20万1,752円

・施設設備費:7万5,589円

・実験実習料・その他:5万8,784円

合計:113万4,590円

 

修士課程では、初年度に113万円ほどの費用がかかります。2年目は入学金がかからないと考えて単純計算すれば、2年間のトータルで206万7,430円かかることになります。

 

次に博士課程を見てみましょう。

 

【私立大学大学院 博士課程 初年度費用】

・授業料:60万4,592円

・入学料:19万2,686円

・施設設備費:4万9,733円

・実験実習料・その他:4万6,583円

合計:89万3,594円

 

こちらも同様に2年目、3年目は入学金がかからないとして単純計算すると、3年間で229万5,410円かかることになります。

 

あくまで目安であり実際には進学する大学院・学部によって変わりますが、私立の場合はそれなりに費用がかかることがわかります。

 

私立大学4年間だけでも、文系なら400万円程度、理系なら550万円程度かかるともいわれています。大学院に進むとなれば、上記のようにさらに費用がかかるうえ、もし実家から学校が遠ければ、一人暮らしが必要になり親から子への仕送りをするケースもあります。

 

手元資金が豊富ならば別ですが、やっとの思いで家計をやりくりしているという親もいるでしょう。

 

「それでも、この子の将来のために頑張ってお金を出してあげよう」

 

しかし、だからといってそれが報われるとも限らないようで……。例えばこんなケースです。

 

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