大学院に進学した人数が過去最多に
子どもを授かった瞬間から親が考えなければならないのが、子どもの教育資金のこと。高校までは公立であまりお金がかからなくても、大学では7割以上が私立に進学すると言われており、入学金や授業料を準備しておく必要があります。
さらに、大学を卒業した後に大学院に進学する可能性もあります。文部科学省「令和5年度学校基本調査」によれば、大学全体の在学者のうち学部生は約263万3,000人で過去最多。さらに、大学院生は約26万6,000人でこちらも過去最多となりました。大学院生の内訳は修士課程約16万8,000人、博士課程約7万5,000人、専門職学位課程が約2万1,000人です。
また、大学(学部)卒業者に占める就職者の割合は75.9%で、進学率は12.52%、さらに修士課程を終えた人の就職者の割合は77.4%、進学率は10.1%となっています。
大学を卒業した人のうち7割強は就職し、1割強がさらに勉強や研究をするために修士課程へ(残りの人たちは就職でも進学でもない道を歩んでいるようです)。そして2年の修士課程を終えた人のうち1割程度の人は博士課程にも進むといったことがデータからわかります。
つまり、大学院に進むことはめずらしいこととはいえません。すでに知られているとおり、特に理系においては学部によっても違いはあるものの、文系よりも進学率はかなり高くなっています。
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