(※写真はイメージです/PIXTA)

留学、と聞くと「英語喋れないのでハードルが高い」と考える人が多いかもしれません。しかし実際に重要なことは英語が流暢に喋れるかどうかではないようで……。本記事では留学における英語力について、尾﨑由博氏の著書『アフターコロナの留学』(総合法令出版)より一部を抜粋・再編集して解説します。

英語のネイティブスピーカーは英語話者の25%

もう一つお伝えしたいのは、全世界で英語を話す人口約15億人のうち英語が母国語であるネイティブスピーカー人口は約3.8億人しかいないという事実。すなわち、英語をしゃべっている人の75%は、皆さんと同じように「外国語」として英語をしゃべっていることを意味します。

 

こうした人はネイティブスピーカーと比して、やはり、どこかたどたどしい英語になったり、英単語の細かい使い分けができなかったり、という状況なのです。皆さんから見て大きな声で堂々と英語をしゃべっているように見えても、その実、皆さんとそんなに変わらないということもあるのです。

 

日常生活の中で何度も何度もトライアル・アンド・エラーを繰り返せる、相手から、「そういう時は、こうやって言うといいよ」と教えてもらえる。そして、「あはは、あなたの言いたい単語は〇〇だね!」といったフィードバックがもらえるということを考えれば、海外で英語を使いながら学んだほうが圧倒的に英語の上達は早いです。

 

私は「英語を学ぶ」というよりも「英語で学ぶこと」をおススメします。

 

 

尾﨑 由博

海外安全管理本部/海外安全.jp代表

 

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※本連載は、尾﨑 由博氏の著書『アフターコロナの留学』(総合法令出版)より一部を抜粋・再編集したものです。

アフターコロナの留学

アフターコロナの留学

尾﨑 由博

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