為替
ここ2週間の豪ドルの対円レートは、上昇しました。米国の9月のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控える中、米国の物価統計の発表やFOMCに関する報道などにより、豪ドルの対円レートなどの変動が大きくなる場面がありました。17日から18日にかけて開催された同会合において、0.5%の大幅な利下げが決定されたものの、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長による記者会見を受けて、今後の利下げは緩やかになるとの見方が広がったことで、円安米ドル高となり、連れて豪ドルの対円レートは上昇しました。また19日に発表された豪州の8月の雇用者数の増加が市場予想を上回ったことで、豪州の早期利下げ観測が後退し、同レートは一段と上昇しました。
金利
ここ2週間の豪州3年国債利回りは、低下しました。米FOMCを控え、米国国債の利回り低下に連れて豪州3年国債利回りは低下(債券価格は上昇)するなか同会合での大幅利下げが決定されました。しかし、FRB議長の記者会見後、今後の利下げは緩やかになるとの見方が広がったことや19日に公表された豪州の雇用者数の増加が市場予想を上回ったことで同3年国債利回りは上昇しました。24日のRBA(豪州準備銀行)による金融政策決定会合で利上げについて明確には検討しなかったとRBA総裁が発言したことで、豪州3年国債利回りは再び低下しました。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『「円安・米ドル高」&「豪州の早期利下げ観測後退」で豪ドル対円レートは上昇 ~ここ2週間のオーストラリア・マーケット【解説:三井住友DSアセットマネジメント】』を参照)。
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