影響力絶大なアメリカ企業は外せない、が……
株式投資では、ウェブを使い、例えば、NYの株を買うことは可能です。マイクロソフトやアマゾン、グーグル、メタ、エヌビディアというような世界的に有名な企業の株を買い、新NISAに入れることは、可能です。
アメリカの巨大企業は世界的に巨大な影響力があり、収益率、変化率にも目覚ましいものがあります。生成AI関連でアメリカ企業は群を抜いており、今後はこれらの先端企業から目が離せません。また、コロナウイルスのワクチンでも分かるように、アメリカの創薬、医療もすごいものがあります。
私は、長い間不整脈の一種である心房細動で苦しんできましたが、アメリカ発のカテーテルアブレーションという治療法で100%治癒し、今現在、このように本を書くためのモチベーションがあります。アメリカの技術力、資金力には凄まじいものがあり、見逃すことはできません。
アメリカ企業の株を買う際には、外国の株を買いやすく、情報が豊富なサイトを選ぶのがよいでしょう。日本の企業と違い、情報は多くはなく、英語での記載も多いので、これらを読むか、日本語で発信された企業情報を読むのがよいでしょう。
ただ、電気自動車のテスラについては、少しリスクがあります。創業者のイーロン・マスク氏が、電気自動車について、中国産の自動車に値段などで太刀打ちできず、前向きではないことに用心が必要です。
自動車では、トヨタなどの日本車は、電気自動車で後れを取っていますが、ハイブリッドなどで競争力があり、問題はありません。世界生産の点でも日本が圧倒しており、脱炭素時代でも、収益力は強いものがあります。アメリカ企業の強さと日本企業の強さをよく考えて、選びましょう。
アメリカなどの海外の株式については、一定の人気がありますので、 情報をしっかりと集めるのが望ましいです。日本の企業と違い、とくにアメリカ企業は変化率や成長で目覚ましいものがあり、買う資金も株数が少なくて済むので、手掛けやすいという面もあります。
個人投資家でも「プロと戦える」
NISAにせよ、課税方式でも、株や投信などで運用するときには、全てが思うような成果が約束されていないことに用心です。
「リスク商品」というのは、価格の変動があり、運用のプラス成果もあれば、マイナスにもなるということです。
運用の市場には、当然ながら、その道のプロが参加しており、アマチュア(白帯)と黒帯の人が柔道をするようなものです。野球にすれば、プロ野球と大学野球、高校野球が試合をするのに似ています。プロは、当然ながらあらゆるデータを持ち、資料も満載で、売買しています。
しかし、個人投資家は、ネットのわずかな資料で、これは上がるはずだ、というような希望的観測で臨んできます。個人が負けるというのは、明らかですよね。
では、この世界で成果を上げるにはどうすればよいのか。それはプロには出来ない強みを活用することです。プロが出来ない状況は、
①投資期間が決まっておらず、自由に決められる
②投資資金が少ないので、「成り行き」で逃げられる
③負けても職場での立場は関係ないので、大負けしても、それに学んで、勝つスキルを身につければよい
④自分なりの勝ちやすい売買方法を身につければ、プロに勝つ可能性もある
⑤プロに勝てるような企業情報や独自の情報満載の立場を活用して挑戦できる
このような、プロに負けない個人投資家としての強みを生かして、市場で闘いましょう。
石井 勝利
投資家
経済評論家
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