老後を充実させるための必要額は月に36万1,000円
今回は、金沢さんの事例をお伝えしました。老後2,000万円問題が話題になりましたが、それはあくまで高齢夫婦の2人暮らしの世帯で、一般的な年金収入と支出の差の100歳までの累計の概算のことです。
生命保険文化センターが2019年に行った「生活保障に関する調査」によると、趣味や旅行など、生活を充実させるために必要な費用は月額36万1,000円という結果が出ています。
そんなにお金を使わないだろう、と思っていても、退職して時間ができると現役で勤務しているときにはできなかったことをやってみたいと思ったり、金沢さんのように孫たちと過ごすために必要なお金が必要になったりする場合もあります。
また、自身の介護費用の準備まで含めると、余裕を持って暮らせる支出を見込んで老後の資金計画を立てておくことが望ましいといえます。
ディズニーランドだけでなくあらゆる物価が上がり始めている昨今、投資信託などを活用し資産形成、資産運用を行うことで物価上昇から老後資金を守りながら、ゆとりを持って暮らすための計画を立てておくとよいでしょう。
小川 洋平
FP相談ねっと
CFP
注目のセミナー情報
【海外不動産】12月18日(木)開催
【モンゴル不動産セミナー】
坪単価70万円は東南アジアの半額!!
世界屈指レアアース産出国の都心で600万円台から購入可能な新築マンション
【事業投資】12月20日(土)開催
東京・門前仲町、誰もが知る「超大手ホテルグループ」1階に出店!
飲食店の「プチオーナー」になる…初心者も参加可能な、飲食店経営ビジネスの新しいカタチとは?
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

