8月15日の日経平均株価は、続伸。朝方発表された2024年4〜6月期のGDP速報値が市場予想を上回るプラス成長となり、前週の急落局面からの戻りを支えました。こうしたなか、日本株への先高観から海外短期筋とみられる指数先物への買いが集まり、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉などの値がさ株の上昇が目立ちました。日経平均株価は終日プラス圏で推移し、前日比284.21円高の36,726.64円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが159銘柄、値下がりが65銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、中外製薬〈4519〉、電通〈4324〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、リクルートホールディングス〈6098〉、アドバンテスト〈6857〉、信越化学工業〈4063〉、キーエンス〈6861〉、テルモ〈4543〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は17億5,000万株、売買代金は4兆4,035.11億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、銀行業、証券業、石油・石炭製品、海運業、非鉄金属などが上昇した一方、サービス業、空運業、化学、陸運業、電気機器などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がネットプロテクションズホールディングス〈7383〉で+50円(+26.74%)の237円、2位がベース〈4481〉で+501円(+19.69%)の3,045円、3位がアイスタイル〈3660〉で+68円(+17.35%)の460円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がSun Asterisk〈4053〉で-150円(-18.07%)の680円、2位がメドレー〈4480〉で-660円(-17.62%)の3,085円、3位がプラスアルファ・コンサルティング〈4071〉で-310円(-16.65%)の1,552円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは21銘柄、年初来安値を更新したのは3銘柄でした。
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