オープンチャットの開示請求を弁護士に依頼すべき理由
オープンチャットの投稿への開示請求は、弁護士へ依頼して行うことをおすすめします。最後に、弁護士へ依頼すべき理由を3つ解説します。
開示請求を自分で行うことは容易ではないから
オープンチャットの誹謗中傷投稿への開示請求を自分で行うことは容易ではありません。
開示請求は裁判手続きのひとつであり、関連する法律や手続きに関する理解や経験が不可欠です。また、無理に自分で開示請求を行った結果として開示が認められなかった場合、そこから弁護士へ依頼してもそこから巻き返しをはかることは困難でしょう。
裁判所がいったん不開示を決めた以上、同じ内容について再度開示を求めることはできないほか、当初から時間が経ちすぎておりログの保存期間も過ぎている可能性が高いためです。開示請求を成功させたい場合は、はじめから弁護士へ依頼するとよいでしょう。
開示請求は時間との勝負でもあるから
先ほど解説したように、開示請求にはログの保存期間というタイムリミットが存在します。そのため、時間との勝負であるといっても過言ではありません。無理に自分で行おうとしてひとつずつ手続きや法令を調べていると、その間にも時間が経過し、ログの保存期間を過ぎてしまうおそれがあります。
そのため、オープンチャットへの開示請求に詳しい弁護士に初めから相談し、対応を依頼するようにしてください。
投稿者が判明したあとの損害賠償請求なども任せられるから
オープンチャットで誹謗中傷の被害に遭った場合、開示請求は最終的なゴールではなく、その後に損賠賠償請求や刑事告訴をするための経過地点に過ぎません。開示請求が認められても、その後の損害賠償請求や刑事告訴までを自分で成功させることは困難です。無理に自分で損害賠償請求などをしようとすれば、さらなるトラブルのもととなってしまいかねません。
また、自身を誹謗中傷した相手と直接連絡を取るには自身の連絡先を伝える必要があり、これも避けたいことでしょう。
弁護士へ依頼する場合は、開示請求が認められたあとの損害賠償請求や刑事告訴などを任せることもできます。
誹謗中傷の対処を自分で行うことは容易ではない
LINEオープンチャットで誹謗中傷の被害に遭った場合の、開示請求やそのほかの法的措置について解説しました。
オープンチャットで誹謗中傷をされたら、たとえ相手が匿名であっても、開示請求によって相手を特定する道があります。相手が特定できたら、誹謗中傷の内容や態様に応じて、損害賠償請求や刑事告訴などさらなる法的措置をとることが可能です。
開示請求を成功させるには、オープンチャットで誹謗中傷の投稿を見つけた時点でスクリーンショットを撮るなどして証拠を残し、誹謗中傷問題に詳しい早期に弁護士へご相談ください。一定の保存期間を過ぎるとログが消えてしまい、ログが消えると開示請求が困難となるためです。開示請求をするには、法律や裁判手続きに関する専門的な知識や経験が必要であり、自分で行うことは容易ではありません。
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