元妻の老後を救うには
多くのケースでは、生活苦・低所得、病気・医療費、負債の返済(保証以外)、失業などが原因のため、Aさん夫婦のようなパワーカップルには想定外のことが起こり得ない限り老後破産は考えにくい状況と思われます。
今回は、性格の不一致と経済観念の違いから離婚することになったAさん夫婦。妻が老後破産に陥らないようにするには、日常生活費の見直しと身の丈にあった住居へ引っ越しが必要でしょう。贅沢品の購入は控え、老後の備えをすることも必要です。もともとお金があるだけ使ってしまうという人は、一度専門家に相談してみるすることを検討してみてはいかがでしょうか。
<参考>
厚生労働省:令和4年度 離婚に関する統計の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/rikon22/dl/gaikyo.pdf
日本弁護士連合会の「2020年破産事件及び個人再生事件記録調査」
https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/books/data/2020/2020_hasan_kojinsaisei_1.pdf
三藤 桂子
社会保険労務士法人エニシア
FP
注目のセミナー情報
【国内不動産】12月23日(火)開催
Airbnb Partnersに公式に参加する企業が教える
初期費用500万円で始める!「利益率40%超」の民泊ビジネス完全攻略セミナー
超優良物件を抽出できる「自動化データ民泊システム」の秘密
【その他】12月24日(水)開催
応援したい若者を自身で選ぶ!
あなたの名を冠した「オリジナル奨学金」で後世に残る社会貢献
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

