7月23日の日経平均株価は、前日の米株高を受けて寄り付きから買い優勢、一時300円を超える上昇となりました。しかし、買い一巡後は戻り待ちの売りに押され、最終的には前日比4.61円安の39,594.39円と、5営業日続落で取引を終えています。前日の米株市場ではフィラデルフィア半導体指数が前日比+4.0%の大幅上昇となっていたことから、国内でもアドバンテスト〈6857〉や東京エレクトロン〈8035〉といった半導体関連銘柄は買われました。しかし、日経平均株価への寄与度が高いファーストリテイリング〈9983〉が26.48円、ソフトバンクグループ〈9984〉が23.53円と、2銘柄で約50円も指数を押し下げる格好に。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが117銘柄、値下がりが107銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、テルモ〈4543〉、ファナック〈6954〉、TDK〈6762〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、中外製薬〈4519〉、ニトリ〈9843〉、第一三共〈4568〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は13億8,900万株、売買代金は3兆4,885.25億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、海運業、銀行業、ゴム製品、ガラス・土石製品、その他金融業などが上昇した一方、精密機器、電気・ガス業、その他製品、電気機器、卸売業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が瑞光〈6279〉で+167円(+16.65%)の1,170円、2位がジャムコ〈7408〉で+187円(+12.78%)の1,650円、3位がティーガイア〈3738〉で+345円(+10.28%)の3,700円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がFPパートナー〈7388〉で-200円(-6.16%)の3,045円、2位が大和工業〈5444〉で-423円(-5.04%)の7,978円、3位が大阪有機化学工業〈4187〉で-145円(-3.83%)の3,645円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは47銘柄、年初来安値を更新したのは16銘柄でした。
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