5月31日の日経平均株価は、朝方から上昇してスタート。昨日までの3連続下落で指数は800円あまr下落していたこともあり、自律反発狙いの買いが優勢となりました。また、米長期金利が前日のNY時間から低下に転じたことから、足元で株価下落の一因となっていた金利上昇への過度な警戒感が落ち着いたこともプラス要因に。日経平均株価は後場に一段高となり、前日比433.77円高の38,487.90円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが206銘柄、値下がりが19銘柄、変わらずが0銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、リクルートホールディングス〈6098〉、TDK〈6762〉、信越化学工業〈4063〉となり値がさ株が日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファナック〈6954〉、バンダイナムコHD〈7832〉、レーザーテック〈6920〉、オムロン〈6645〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は29億8,300万株、売買代金は7兆7,612.60億円となり、前日と比べて増加。売買代金は2022年4月のプライム移行後で最高となりました。
業種別では、証券業、電気・ガス業、石油・石炭製品、不動産業、鉄鋼などが上昇。下落した業種はありませんでした。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がトーエネック〈1946〉で+750円(+14.62%)の5,880円、2位が関西ペイント〈4613〉で+317.5円(+13.79%)の2,620円、3位がサイボウズ〈4776〉で+196円(+12.84%)の1,722円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が名古屋鉄道〈9048〉で-197.5円(-9.88%)の1,800.5円、2位がジャパンディスプレイ〈6740〉で-1円(-6.25%)の15円、3位がリソー教育〈4714〉で-13円(-4.96%)の249円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは107銘柄、年初来安値を更新したのは18銘柄でした。
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