高配当株投資の最適解=「買ったら何もしない」だからこそ気をつけたい「早とちり」という落とし穴【マネックス証券チーフ・ストラテジストが解説】

高配当株投資の最適解=「買ったら何もしない」だからこそ気をつけたい「早とちり」という落とし穴【マネックス証券チーフ・ストラテジストが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

新NISAを利用して高配当株(高配当利回り銘柄)投資をする場合、最大の目的は安定した配当(インカムゲイン)を長期的に得ていくことです。それがわかっていても、やってしまいがちなのが「配当利回り」の見方が原因の早とちりです。また、せっかく投資をするなら「新NISA」の活用は欠かせませんが、高配当株投資をする場合は銘柄選びに注意が必要です。こういった新初心者が知っておきたい高配当株投資のコツを、広木隆氏による著書『利回り5%配当生活』(かんき出版)より抜粋してご紹介します。

新NISAの「つみたて投資枠」では何を買うか

新NISAで高配当利回り銘柄に投資する際には、最大1,200万円の非課税枠が認められている成長投資枠を使うことになりますが、これだけでは1,800万円の新NISAの非課税枠をフル活用できません。

 

そこで、残り600万円で「つみたて投資枠」の対象となっている投資信託、あるいはETFを積み立てておきましょう。つみたて投資枠の年間投資枠は120万円なので、これを12で割ると、1カ月あたり10万円。

 

本当なら、つみたて投資枠で購入できる投資信託やETFの中に、高配当利回り銘柄を組み入れて運用するタイプがあればベストなのですが、残念ながらつみたて投資枠で購入できる投資信託やETFに、この手の銘柄は現時点においてはラインナップされていません。

 

なぜなら、つみたて投資枠の対象ファンドは、金融庁が指定した指数連動のインデックスファンドか、一定条件を満たしたアクティブファンドしかつみたて投資枠ファンドにはなれないからです。

 

条件を満たせば高配当株に投資しているファンドでもつみたて投資枠対象として、金融庁の承認が得られるかもしれませんが、いまのところ、金融庁の認可を受けている中に、日本の高配当株に投資しているようなファンドはなさそうです。今後、対象に加わることが期待されます(最新の対象商品は、金融庁のサイトにてご確認ください)。

 

 

広木 隆

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト

 

※本記事は『利回り5%配当生活』(かんき出版)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。

 

 

 

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※本連載は、広木隆氏による著書『利回り5%配当生活』(かんき出版)より一部を抜粋・再編集したものです。

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