5月22日の日経平均株価は、朝方から売り優勢で、終日軟調な展開となりました。市場では「FOMCの議事要旨」と「米半導体大手エヌビディアの決算」に関心が集まるなか、国内の半導体関連銘柄について持高調整の売りが目立ちました。日経平均株価は前日比329.83円安の38,617.10円と続落して取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが49銘柄、値下がりが176銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、信越化学工業〈4063〉、中外製薬〈4519〉、テルモ〈4543〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、ダイキン工業〈6367〉、ニデック〈6594〉、ネクソン〈3659〉、ディスコ〈6146〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は15億4,400万株、売買代金は3兆8,359.78億円となり前日と比べてやや減少。
業種別では、証券業、保険業、情報・通信が上昇した一方、電気・ガス業、不動産業、海運業、鉱業、石油・石炭製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がC&Fロジホールディングス〈9099〉で+610円(+12.47%)の5,500円、2位がゼビオホールディングス〈8281〉で+107円(+11.26%)の1,057円、3位がシャープ〈6753〉で+63.8円(+7.34%)の932.6円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がYTL〈1773〉で-22円(-15.28%)の122円、2位が日鉄鉱業〈1515〉で-430円(-7.43%)の5,360円、3位がSHIFT〈3697〉で-1,330円(-7.16%)の17,240円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは58銘柄、年初来安値を更新したのは104銘柄でした。
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