(※写真はイメージです/PIXTA)

本記事は、マネックス証券株式会社が2024年5月17日に公開したレポートを転載したものです。

米国株のソフトランディングは本当に見込めるか

さて、話を米国株に移すと、ダウ平均は4万ドルをつけ最高値を再びとってきたが、利下げ期待に支えられたものであると前述した。その米国の利下げだが、決して「万能薬」ではない。

 

米国株は経済指標が相次いで悪化するなかでの高値更新、すなわち「不景気の株高」である。5月16日の米国株市場で業種別パフォーマンスを見ると、上昇したのは「生活必需品」のみ。市場の「中身」も全力でディフェンシブ・シフトが鮮明だ。

 

今後は利下げのタイミングや効果と景気悪化との綱引きになる。市場ではソフトランディングを見込む声が多い。おそらく、そうなるだろうが、市場はナイーブである。なにかの拍子に「ソフトランディング、危うし」との懸念が高まれば、米国株も急落する可能性はおおいにある。なんといってもバリュエーションが高すぎるからである。

 

日本株は依然として「内憂外患」の状況であり、その度合いは日増しに悪化している。投資スタンスは「戻りは売り」を継続である。

 

 

広木 隆

マネックス証券株式会社

チーフ・ストラテジスト 執行役員

 

注目のセミナー情報

【海外不動産】12月18日(木)開催
【モンゴル不動産セミナー】
坪単価70万円は東南アジアの半額!!
世界屈指レアアース産出国の都心で600万円台から購入可能な新築マンション

 

【事業投資】12月20日(土)開催
東京・門前仲町、誰もが知る「超大手ホテルグループ」1階に出店!
飲食店の「プチオーナー」になる…初心者も参加可能な、飲食店経営ビジネスの新しいカタチとは?

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録