5月8日の日経平均株価は、寄り付きこそ小幅安でのスタートとなりましたが、その後は売りが止まらず終日軟調。米著名投資家が「エヌビディア」株の持ち高を減らしたことなどを背景に前日の米ハイテク株が売られていた流れを受けて、国内でも半導体関連銘柄を中心に売りが広がりました。また、ここもと通貨当局による円安介入への警戒感もくすぶるなかでリスク選好ムードが後退しており、指数が戻すタイミングでは利益確定売りがでやすくなっているとみられています。結局、日経平均株価は前日の上昇分599.03円をすべて吐きだす前日比632.73円安の38,202.37円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが26銘柄、値下がりが195銘柄、変わらずが4銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、信越化学工業〈4063〉、テルモ〈4543〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、横河電機〈6841〉、オリエンタルランド〈4661〉、日本郵船〈9101〉、アルプスアルパイン〈6770〉、川崎汽船〈9107〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は16億9,400万株、売買代金は4兆6,972.84億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、海運業、パルプ・紙が上昇した一方、その他製品、ガラス・土石製品、保険業、卸売業、電気機器などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がイー・ガーディアン〈6050〉で+300円(+21.82%)の1,675円、2位がインソース〈6200〉で+150円(+18.20%)の974円、3位がプロレド・パートナーズ〈7034〉で+59円(+14.46%)の467円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がキッセイ薬品工業〈4547〉で-420円(-11.51%)の3,230円、2位がギフトホールディングス〈9279〉で-330円(-10.77%)の2,735円、3位がAGC〈5201〉で-592円(-10.14%)の5,244円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは61銘柄、年初来安値を更新したのは23銘柄でした。
注目のセミナー情報
【国内不動産】11月9日(土)開催
実質利回り15%&短期償却で節税を実現
<安定>かつ<高稼働>が続く
屋内型「トランクルーム投資」成功の秘訣
【海外不動産】11月12日(火)開催
THE GOLD ONLINEセミナーに
「アンナアドバイザーズ」初登壇!
荒木杏奈氏が語る「カンボジア不動産」最新事情
【国内不動産】11月14日(木)開催
社長登壇!アパート4棟所有、資産3億円!
“入居者に選ばれ続けるアパート”が成功のカギ
オルカン、S&P500…「新NISA」の最適な投資対象とは
金融資産1億円以上の方だからできる活用法