共働き夫婦が備えておきたい「ボツイチ対策」
K美さんは自身の体験から、同じく共働きの娘夫婦には同じ過ちをしないでほしいという想いを抱いています。もちろん、老後の年金は、長寿化が進むなか生涯受け取れる心強い制度であることは間違いありません。ただし、夫婦のどちらかが亡くなったときのボツイチ対策を行っておくことも必要だと痛感したからです。
たとえば、夫婦でお互いに民間の死亡保険に加入しておくこと。これは死亡時だけでなく、代理で解約できるようにしておけば認知症リスクへの備えにもなり得ます。また、iDeCoやNISAなどを活用して年金以外の資産を準備しておくことも有用です。
K美さんについては、幸い資産価値の高いマンションに暮らしているので、いざとなったら自宅を担保にお金を借りるリバースモーゲージを利用したい旨を娘にも了承してもらっているとのことです。
いずれにしても50代になったら、万が一の遺族年金についても試算しておくことが重要であることは間違いありません。
三原 由紀
合同会社エミタメ
代表
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