救急車を呼んでいれば…夫を亡くした68歳元共働き妻、一人で過ごす老後に慣れぬなか、日本年金機構からの〈遺族年金の通知〉が。“少なすぎる金額”に憤慨「二人では年金月45万円だったのに!」【FPが解説】

救急車を呼んでいれば…夫を亡くした68歳元共働き妻、一人で過ごす老後に慣れぬなか、日本年金機構からの〈遺族年金の通知〉が。“少なすぎる金額”に憤慨「二人では年金月45万円だったのに!」【FPが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

夫婦共働きでがんばってきたからこそ、年金もタブルで受け取れる。老後はある程度の暮らしができるだろうと思っている人が多いのではないでしょうか。しかし共働きならではの注意点があるのです。本記事では、K美さんの事例とともに、共働き夫婦の遺族年金について、合同会社エミタメの代表を務めるFP三原由紀氏が詳しく解説します。

共働き夫婦が備えておきたい「ボツイチ対策」

K美さんは自身の体験から、同じく共働きの娘夫婦には同じ過ちをしないでほしいという想いを抱いています。もちろん、老後の年金は、長寿化が進むなか生涯受け取れる心強い制度であることは間違いありません。ただし、夫婦のどちらかが亡くなったときのボツイチ対策を行っておくことも必要だと痛感したからです。

 

たとえば、夫婦でお互いに民間の死亡保険に加入しておくこと。これは死亡時だけでなく、代理で解約できるようにしておけば認知症リスクへの備えにもなり得ます。また、iDeCoやNISAなどを活用して年金以外の資産を準備しておくことも有用です。

 

K美さんについては、幸い資産価値の高いマンションに暮らしているので、いざとなったら自宅を担保にお金を借りるリバースモーゲージを利用したい旨を娘にも了承してもらっているとのことです。

 

いずれにしても50代になったら、万が一の遺族年金についても試算しておくことが重要であることは間違いありません。

 

 

三原 由紀

合同会社エミタメ

代表

 

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