4月26日の日経平均株価は、前場は様子見ムードが強く小幅なもみあいとなりましたが、昼休み時間中に日銀会合の結果が発表されると、後場は大きく上昇してはじまり、その後もプラス圏での推移となりました。日銀が金融政策決定会合で政策の現状維持を決めたことにより、緩和的な金融環境が続くとの安心感からリスクが選好されやすかったとみられます。日経平均株価は、前日比306.28円高の37,934.76円で取引を終えました。指数構成銘柄の騰落数は、値上がりが168銘柄、値下がりが53銘柄、変わらずが4銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、ダイキン工業〈6367〉、第一三共〈4568〉、キーエンス〈6861〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、信越化学工業〈4063〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ディスコ〈6146〉、ジェイテクト〈6473〉、デンソー〈6902〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億6,100万株、売買代金は4兆9,674.45億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、海運業、不動産業、その他製品、医薬品、保険業などが上昇した一方、化学、電気・ガス業、陸運業が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がSBテクノロジー〈4726〉で+500円(+24.44%)の2,546円、2位がアイザワ証券グループ〈8708〉で+300円(+23.08%)の1,600円、3位が三益半導体工業〈8155〉で+503円(+18.41%)の3,235円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が東光高岳〈6617〉で-500円(-19.55%)の2,057円、2位がフタバ産業〈7241〉で-131円(-12.88%)の886円、3位が柿安本店〈2294〉で-360円(-11.25%)の2,840円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは42銘柄、年初来安値を更新したのは82銘柄でした。
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