「住宅展示場には行くな!」…その理由とは?
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<POINT>
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」は危険です! 何気なく記入したアンケートをきっかけに、担当営業が決まってしまいます。
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これから家づくりをする多くの方が、「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」と考えるでしょう。
ただし、それには大きなリスクがあることを知っておく必要があります。そのリスクとは、担当営業マンが固定されてしまうということです。
実は、優秀な営業マンほど展示場には待機しておらず、オンラインで打ち合わせを済ませています(展示場には、コピー機を使いに寄る程度になっているというのが実情です)。
そのため、展示場には、基本的には若手か、あるいは手の空いている営業マンしか待機していません。また、展示場に行くと必ず、アンケートという名目で個人情報の記載を求められますが、これに個人情報を記載すると、そのとき目の前にいる営業マンが自分の担当営業になります。
ハウスメーカーによっては、最初にアドバイザーと呼ばれるスタッフが接客し、アンケートの記載を促した後、隣室で控えている住宅営業マンにバトンタッチするという方式を取っているところもあります。
いずれにせよ、一度でもアンケートに個人情報を記載してしまうと、担当営業マンが決まってしまうということです。「改めて違う展示場に行けば、別の営業マンを担当にできるのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、あまり期待はできません。一度でもハウスメーカー側に個人情報を渡してしまうと、データベースに登録され、最初に接客を受けた営業マンから逃れることは難しくなります。
もし住宅展示場に行ったとしても、アンケート記入は慎重に。仮にアンケートに記入する場合は、「この人が担当だったらうれしいな」と思った時点でアンケートに記入するか、もしくは名刺だけもらっておいて後で電話するなど、そういった対応がおすすめです。
住宅展示場に行かなくても担当営業マンが決まってしまう?
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<POINT>
住宅展示場に行ってなくても、資料請求などで個人情報を渡してしまった時点で、担当営業がついてしまう場合があります。
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住宅展示場に行かなくても、担当者が決まってしまう場合があります。具体的には、ネットを使ったカタログなどの資料請求、展示場の来場予約、見学会などのイベントへの参加、主にこれら3つです。
簡単にいうと、ハウスメーカー側に何らかの形で個人情報を渡してしまうと、その時点で担当者が付いてしまうということです。中には「そのハウスメーカーと商談になっていないため、担当者はまだ決まっていない」もしくは「最初に行った展示場とは違うエリアにある展示場に行けば別の方が担当になってくれる」と思われている方もいますが、住宅業界は基本的に、個人営業成績で評価される業界です。
そのため、見込み客を手放すということは営業マンにとっては死活問題であり、素直に担当替えに応じてくれる営業マンは少ないというのが実情です。もし、担当替えに応じてくれたとしても、安心はできません。担当替えは、原則として同じ支店内で行われます。担当替えになったとしても、最終的にその営業担当者が所属している組織の成績に反映されれば良いという考えがあるからです。つまり、組織を飛び越えた担当替えは非常に難しいのです。
また、担当替えで上司が出てきたとしても、裏で実務をこなしているのは、もともとの営業担当だったり、若手であったりする場合も多くあります。そのため、結局のところ、提案される内容のクオリティに大きな変化はありません。以上のことから、一度、担当営業が付いてしまうと厄介なので、最初から注意が必要なのです。
資料請求する場合、年収や勤務先、勤続年数などの入力を求められることが多いです。それらの情報は本社が集約し、資料請求した人の住所に近い支店に振られます。そして、その支社の中で勝手に担当者が決まり、その後はずっとその営業マンが担当になります。
まかろにお
住宅系YouTuber
大学卒業後、大手ハウスメーカーに入社。商品企画・住宅営業を経験し、営業で全国トップの成績を獲得。その後、大手金融機関の不動産融資担当などを経て、独立。「人から始める家づくりの重要性を世に広める」をモットーに、ハウスメーカーの解説や、家づくり全般に関する攻略法について情報を発信している。注文住宅を建てる人が自ら営業担当を選べるマッチングサイト「MEGULIE(メグリエ)」を運営。
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