(※写真はイメージです/PIXTA)

初めて投資信託を始める際、いったいどんなことを知っておけばいいのでしょうか? 経済アナリストの森永康平氏による著書『新NISA対応版 いちばんカンタンつみたて投資の教科書』には、初心者向けの投資信託の選び方がまとめられています。はじめに、投資信託の運用スタイルについてみていきましょう。

オープン型はいつでも売買できる

これまで見てきた2つの運用スタイル以外にも、投資信託にはいくつかの種類があります。投資信託には、決められた期間でしか買えない「単位型投資信託」と、時間を問わずいつでも買える「追加型投資信託」とがあり、それぞれ「ユニット型」「オープン型」と呼ばれています。

 

現在販売されている投資信託の約9割はオープン(追加)型です。ユニット(単位)型は、運用を開始してから終了するまでの信託期間が2〜5年で設定、募集期間が定められており、運用期間中は解約できないタイプ(クローズ型)もあります。

 

オープン型は、信託期間が5年〜10年と期間が区切られているものと、無期限のものがあります。信託期間中はいつでも購入や解約ができます。

 

つみたて投資を始める方は、中長期の運用が基本ですから、信託期間が10年以上の商品を選ぶといいでしょう。

名前で商品の概要がわかる?

また、投資信託の種類は名前を見ればある程度わかるようになっています。というのも、投資信託の名前には法則があるからです。

 

「運用会社名(ブランド名)」+「投資対象(国や地域、株か債券かなど)」+「運用スタイル(インデックスかアクティブか)」ときて、最後に「ファンド」か「オープン(追加型の意味)」という順番です。

 

時折、その後に、分配金の受け取り方法などがくっつくこともあります。具体的な例を挙げるならば、

 

楽天・全米株式・インデックスファンド

三菱UFJ日本株アクティブ・ファンド

ニッセイSDGsグローバルセレクトファンド(年2回決算型・為替ヘッジあり)

 

などがあります。どのような内容の投資信託なのか、まずは名前でチェックしてみて

もいいでしょう。

 

 

森永 康平

 

金融教育ベンチャーの株式会社マネネCEO/経済アナリスト

 

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※本連載は、 森永康平氏による著書『新NISA対応版 いちばんカンタンつみたて投資の教科書』(あさ出版)より一部を抜粋・再編集したものです。

新NISA対応版 いちばんカンタンつみたて投資の教科書

新NISA対応版 いちばんカンタンつみたて投資の教科書

森永 康平

あさ出版

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