3月11日の日経平均株価は、先週末の米株市場の動きや足元の大幅な円高が嫌気されたとみられ、寄り付きから大幅に下落してはじまると、下落幅が一時1,000円超となるなど、終日軟調な展開に。前日比868.45安の38,820.49円と、今年最大の下落幅で取引を終了しています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが31銘柄、値下がりが193銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉、信越化学工業〈4063〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、オリンパス〈7733〉、リクルートホールディングス〈6098〉、大日本印刷〈7912〉、アステラス製薬〈4503〉、任天堂〈7974〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は20億2,800万株、売買代金は5兆2,687.62億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、パルプ・紙、その他製品が上昇した一方、鉱業、銀行業、証券業、鉄鋼、機械などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がソースネクスト〈4344〉で+80円(+39.80%)の281円、2位がインフォコム〈4348〉で+500円(+22.88%)の2,685円、3位が丹青社〈9743〉で+90円(+11.12%)の899円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が1位が三井E&S〈7003〉で-500円(-19.58%)の2,053円、2位がさくらインターネット〈3778〉で-1,500円(-18.47%)の6,620円、3位がシーイーシー〈9692〉で-328円(-17.46%)の1,551円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは39銘柄、年初来安値を更新したのは23銘柄でした。
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