部屋に貼り紙をするなら「ポジティブ」な言葉で
自分を律してよりよい行動をとるために、紙や付箋に「○○しない!」などと書いて壁に貼っているのを見かけますが、これは逆効果です。
脳は否定語を理解できないという話を聞いたことはありませんか。たとえば、「甘いものは禁止!」と書くと、脳は「甘いもの」をイメージしてしまうのです。
貼るなら、ポジティブな表現で。肯定的なイメージが浮かぶ、気分が上がる言葉や写真を選びます。
貼る場所は目線より少し上がおすすめです。視線が上に向くことで、気持ちが前向きになるのです。
一瞬で前向きになれる!意外な「トイレ活用法」
人間はそもそも、命を守るために、ポジティブなことよりもネガティブなことのほうに意識が向くようにできています。
「うまくいくかな」「どんなふうに見られるかな」「やっぱりできないかも……」などの頭の中の声は、無意識に不安を助長してしまいます。意識的に気分が上がる言葉を目につくところに貼って、明るい気持ちになれるように脳を自分でコントロールするのです。
そこで、トイレを活用するとよいでしょう。
私は、自分が望む状態に一瞬で変われる質問を書いてあちこちに貼っています。トイレには、今、「楽しんでる?」、洗面所には、今、自分の感覚を「感じてる?」、クローゼットの扉には、今、「感謝できることは?」というふうにです。
トイレに入り、立ち上がった目線の先に「楽しんでる?」という言葉が目に入ると、「そうだ、どんなことも楽しもう♪」と、トイレに入るたびに気分が明るくなります。
どんな言葉を自分にかけたら一瞬で前向きになれるか、見つけてみてくださいね。
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