(※写真はイメージです/PIXTA)

人生の約半分の時間を過ごすことになる「家」。家は、生活の核となる空間であるだけでなく、そこに住む人の潜在意識にも影響を与えており、「住まいと自己肯定感には密接な関係がある」と一級建築士の高原美由紀氏は言います。高原氏の著書『ちょっと変えれば人生が変わる! 部屋づくりの法則』より、自己肯定感を高めるために、住まいとどう付き合っていけばよいか、詳しく見ていきましょう。

「自己肯定感」と「住まい」には密接な関係があった

入学したばかり、就職したばかり、転職や起業したばかりなど、これから意欲的に何かに取り組んでいこうという人は、前向きに、そして自己肯定感をアップさせていく部屋づくりをしましょう。

 

住まいと自己肯定感が結びついているなんて、なかなか想像できない人も多いようです。

 

でも、考えてみてください。日中は外で働いていて家には寝るためだけに帰ってくるような人でも、人生の約2分の1は家で過ごしています。それがどれだけ自分の潜在意識に影響を与えていることか住まいと自己肯定感は密接な関係があります。

 

まずは、情報の少ない部屋にしましょう。情報が多いとそれだけで脳のエネルギーが使われて消耗します。だから、「前向きに進んでいこう」という意欲がなかなか湧きづらくなります。部屋をストレスがない状態にしておく必要があるのです。

 

まずは「視界の左側」を片づける

とはいえ、部屋をきれいにするのは、なかなか重い腰が上がらないもの。

 

最も簡単なやり方は、「視界の左側をきれいにすること、片づけること」から着手しましょう。大がかりな片づけやリフォームなどしなくても、まずは視野の左側を片づける。そして、片づいたスペースに好きなもの、お気に入りのグッズなど気分が上がるもの、見るとやる気が出るものを置きましょう

 

いつも座るところ、たとえばテレビの前のソファなら、テレビの左側、デスクにいつも座るならデスクの左側です。

 

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※本連載は、高原美由紀氏による著書『ちょっと変えれば人生が変わる!部屋づくりの法則』(青春出版社)より一部を抜粋・再編集したものです。

ちょっと変えれば人生が変わる! 部屋づくりの法則

ちょっと変えれば人生が変わる! 部屋づくりの法則

高原 美由紀

青春出版社

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