(※写真はイメージです/PIXTA)

2023年の漢字として発表された「税」。インボイス制度の導入、防衛費財源の議論、新NISA…。物価高騰で生活が苦しくなるなかで、税金に振り回された人が多かった1年といえます。

「税に振り回された」2023年…2024年は?

物価高が続き生活が苦しくなるなか、減税・増税でゴタゴタし、全体として振り回された感のある2023年であったこと、未来になんらかの不安を抱えている人の多いことがうかがえます。具体的に大きな打撃となったのはインボイス制度の導入でしょう。

 

現在、内閣は「税収増の国民への還元策」を掲げ所得減税を議論している状況です。2024年度の税制改正では、所得税と住民税の定額減税が正式に決まりました(年収2,000万円の所得制限付き)。

 

一方で財務相は「税収の増えた分は、政策経費や国債の償還などですでに使っている」と述べており、大きな期待ができるかは微妙といったところ。

 

それでもやはり、国民の税への関心はこれまで以上に高まっている状況です。来年の動向にも注目が集まります。

 

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